返済した奨学金が次の人の奨学金となる

兄姉も奨学生だったため自分も例外なく

25歳女性、月の手取り19万程度です。

県外の大学進学、学費は親に出してもらいましたが仕送りはなしという条件だったため、奨学金とアルバイト代で生活費を賄う必要がありました。学生と言えども日々勉強でしたのでアルバイトの時間も限られ、奨学金はなくてはならない生活源でした。

また私は兄と姉の3人兄妹で、兄、姉ともに進学は奨学金を借りてということでしたので、私も例外なく奨学金を借りることになりました。奨学金申し込みの当時はまだ高校生で金銭的な感覚が優れてなかったこともあり、親からは奨学金について多くの説明がありました。

今の家族の収入状況、県外と県内の大学の進学後の大まかな費用比較、いろいろ話を聞いた上で私は奨学金を借りて県外の大学進学を選びました。

奨学金があることで安定感も

在学中は奨学金とアルバイト代で生活費を賄い生活していました。奨学金だけでは節約しても生活できないというほどではありませんでしたが、新たな学びの場である大学で学びたいこと、新たなコミュニティの中で培える人の輪、吸収したいことは日々山積みでした。

留学やインターンといった学生時代にしかできない経験も、私は奨学金あっての実現でした。そのお陰もあり、学生時代には海外留学やインターン、時には旅行など、さまざまな体験をすることが出来ました。

奨学金があることである程度の金銭的な安定感はありましたので、学業にも専念することができ、資格取得や特別講座の受講など様々なことにチャレンジできました。

また、節約の観点から生活の知恵や自炊にも新たな発見があり、節約も悪くないと思えるほどでした。

お金の大切さを学ぶことができた

初めの頃は実家通いの人や仕送りのある人を羨ましく思いましたが、お金の大切さを知る上でも奨学金は良いツールだと思うようになりました。

仕送りは何もしなくても手に入れられると思ってしまいがちで、実家通いは生活に必要な金銭感覚を養う機会を失いがちです。もちろん全ての人がそうではありませんが、そう思ってしまう人がいるのも事実でした。

「お金を借りて」学校に通いお金の大切さを知り、次また私のようにお金を借りたい人のために「お金を返す」。私一人のための支援ではなく、みんなで力を合わせてみんなで学業に励む。このことを学べるのは奨学金だけではないかと思います。

現に私は奨学金を借りて大学を卒業した今、そう思って止みません。

返せるうちに返す

現在は毎月20000円づつ返済しています。手取り19万円では決して楽な返済の金額ではありませんが、奨学金を借りる前に親に言われたこと、奨学金を借りて生活した学生時代、新たに借りる人のことを考えると返済は苦ではありません。

確かに月20000円の使えるお金があれば今したいことは沢山ありますが、学生時代からのお金と時間の節約術で工夫次第でどうにでも出来ることを感じています。

今は将来のことも考えて出来るだけ早く返そうと努力しています。返せるうちに返す、というのも工夫の一つと考えます。

私は女性なので、結婚、出産等を考えて決めましたが、返済当時の20年返済計画でも私は良いと思います。

人それぞれの奨学金貸与、人それぞれの返済計画、それが選べるのが奨学金かなと思います。

子供にもきちんと教えたい

一括返済することができたなら、もちろん一括返済をしたと思います。前述したとおり、私の計画では返せるうちに返すというのがモットーですので、その方法を選ぶと思います。

そして自分の子どもが進学するとき、私の親がしたように子どもにきちんと説明し、子どもが奨学金の道を選ばなくとも希望する進路に進めるように、奨学金を選んでもいざというとき親として支えられるように考えていきたいと思います。

社会人だからこそ出来る経験のための資金作りのステージに立ちたいとも思います。仕事のスキルアップのための投資、プライベートの充実、やりたいことはいつでも沢山あります。

そのためにどうお金を使うか、お金の使い道の考え方も、学生時代が糧となっていると考えます。

奨学金は猶予期間

奨学金は借金。ローン。それは間違いないと思います。しかし悪いことだけでなく、自分にしっかりとした返済の意志、自分がしたいことの意志があれば、そのための奨学金は決して良くない方法だとは思いません。

しっかり考え、自分を見つめ直せる、高校時代にはなかなかできなかったことが出来るという点でも、奨学金を借りるか考えることはいい方法だと思います。

もちろんしっかり考えて答えを出せる人も多くないと思うので、そこは自分の裁量に任せてもいいです。ただ自分が考えて出した答えに自信と責任をもてるように、その進学先で自分を養っていけばいいと思います。

その意味で奨学金は「猶予期間」とも言えるかもしれません。

決断することは簡単なことではないですが、自分を成長させるいい機会だと思って頑張ってほしいです。

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