転職活動が会社にバレて解雇!40代は給与・待遇を維持した転職は困難

転職の面接直前に会社にバレた!

私は東京都江東区に在住の44歳男性です。営業職で、年収は600万ほどありました。正社員30名程の会社で、8年勤務しました。

年々給料が落ちてきて、このままの現状では売上を上げることも厳しく、かといって何をするにも会社の上層部の承認が必要な会社でした。

少しでもリスクがありそうな営業案件はいつも却下されていたので、八方塞がりの状態でした。

そこで、転職を考えるようになり、何社か転職サイトに登録をしたところ、しばらくすると、転職会社の1社から連絡がありあました。

業界でも大手の会社が営業を募集しているとの話を頂き、「進めてよろしいですか?」とのお話だったので、是非進めてくださいとお願いをいたしました。

ほどなくして、一次面接の候補日の連絡がありましたので、自分の予定を合わせて、面接日の日程を決定しました。

面接日前日、転職会社の担当者から、「明日の面接を延期してほしい」との連絡が入り、そして、その2日後に自分の会社の専務と担当役員に呼び出されました。

内容は、「転職活動をしていることが分かったので解雇」との事でした。

漏れるはずのない情報がどうやって漏れたのか、紹介してきた転職会社に問い詰めましたが、「こんなことは今までなかったので初めてのケースです」と言われました。

面接予定だった会社にも転職会社から問い合わせてもらいましたが、「自分たちは情報はしっかり管理しているので漏れることはない」との一点張りだったそうです。

漏れた原因は今は謎のままです。

対決しようとも思ったが、波風立てたくなかった

解雇が言い渡された時には、「転職活動が解雇の理由になるのか?」と思いました。

しかし、話の通じる相手ではなかったのと、どちらにしても退職する気持ちは変わりなかったので、解雇の話は受け入れました。

ですが、納得がいかない点はありました。

日本には「職業選択の自由」があると思います。これが解雇の理由になるのかと思い、労働基準局に相談に行こうとも考えました。

しかし、この先も同業界でやって行こうと思っていましたので、変に波風を立てて、この先自分が不利になることは避けようと思いました。

なぜなら、解雇された会社も業界で力のある会社でした。

しかしながら、妻と子供が2人いますので、次が決まってから辞めたかったなというのが正直な気持ちでした。

会社を辞めることよりも、このことを家族になんて伝えようかという方が悩みました。そして、妻の両親にも伝えなければいけないプレッシャーが日に日に増してきました。

退職して妻からキツイ態度を取られる

金銭面に関しては、妻も働いていましたが、何せ子供2人いますので、習い事などの出費が多いのと、住宅ローン、生命保険等の支払いもありましたので、かなり厳しい状況になってくることが予想されました。

一刻も早く転職先を決めないと、車や家を手放さないといけないという強迫観念にかられるようになりました。

物理的にもそうですが、精神的にも追いつめられていくようになりました。

退職後も出勤時間には家を出て、地元ではなくオフィス街のカフェなどで時間をつぶし、家では家事、炊事を率先して行いうようにしました。

初めのうちは妻も何も言いませんでしたが、一か月が経った頃から態度がきつくなり、家庭内が毎日不穏な空気になってきました。

世間体を気にして、退職後も家は留守に

解雇されたことにより、まずは金銭面の心配をしました。

解雇理由を会社都合にしてもらったので、失業保険がすぐにでましたので、ある程度の不安は払拭できましたが、十分ではありません。

なにより、精神面で追い詰められていく感じがしました。

そして、子供たちに対して情けない気持ちがあり、本当に申し訳ないと思っていました。「立派なお父さんじゃなくてごめん」と心底思いました。

子供たちの集まりでパパ友やママ友と会う時も、なるべく仕事の話はしないようにしていました。

近所の人にも変な時間に家にいることがわからないように、できる限り家にはいないようにしていました。

とにかく、金銭面の不安はもちろん、「社会的不適合者」なのではないかとか、自分を責めるような考えばかり持っていました。

粘った交渉の末、失業保険と退職金は確保

会社から転職活動の支援や税金の相談等はありませんでした。

私の場合は、引継ぎ期間の2週間以外は出社しなくていいといわれ、残りの日数は有給休暇を使用して下さいと言われました。

そんな状況だったのでいろいろな支援はありませんでした。

しかし、何とか退職を会社都合にして欲しいとお願いして、失業保険をすぐにもらえる状態にしたいとお願いしました。

それと、退職金はない規定だったのですが、多少でいいので考えて欲しいとお願いしたところ、翌日、それに対しては対応をしてもらって、失業保険と退職金は頂けることになりました。

そのほかはすべて自分で調べて、自分で行いました。

ハローワークに行き失業保険の手続きをし、区役所に行き国民保険への切り替え、国民年金の支払い等を行いました。そして、転職会社やハローワークを使い転職活動を行いました。

自分の希望が通るほど甘くない!

転職活動で苦労した点は、とにかく私の希望している職種の案件が少なく、転職サイトに登録した当初から少なかったです。

理由としては、絶対的に案件が少ないのと、年齢による条件、年収による条件が主にあったのですが、自分としても、40歳を過ぎていましたので、ある程度譲れない条件がありました。

家族を養っていかなくてはいかないので、年収も前職を基準にしていたため、中々その条件をクリアできる案件はありませんでした。

なので、仕方なく希望年収を落とすことにしました。

年収を落とせば案件の数は増えましが、次に年齢の壁が立ちはだかりました。

35歳までというのが一つ基準になっていたかと思います。30代なら聞ける案件も、40代になってしまうとそれだけで面接までに行かないケースがあって、かなり苦労しました。

「なんでも人のせい」にしてきた自分へのしっぺ返し

今までそんなにしくじったこともなく、ある程度順調に来ていました。

正直、学歴も大卒ではなく専門学校です。

一番初めに入社した会社では、先輩や後輩にも恵まれ、3年目には部署のリーダーを任されていました。仕事面も順調で、恋愛面でもいろいろありましたが、順調に結婚までできました。

しかし、一度目の転職を経て、何となく状況が変わってきました。

新卒で入った会社が、外から見るとよく見えてきました。

自分はなんで転職したんだろう、なんで転職の誘いに乗ってこの会社に転職してしまったんだろうと思うようになりました。全て周りや人のせいにするようになりました。

そんな中、今回転職活動がばれて解雇という状況になり、なんでも人のせいにして生きてきたことの結果ではないかと思うようになりました。

今となって考えれば、自分自身を見直すいい経験になったのではないかと思います。

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