「お前は化粧が薄いからクビ!」理不尽に解雇されるも良い会社に転職

化粧が薄くてクビに

私は東京在住の35歳女性です。美容部員として、月23万円頂いていました。働いていた店舗には6名おり、約3カ月間勤務しました。

私はスキンケア製品とメイクアップ製品の販売と、短時間のトリートメントを行っていたのですが、「私の化粧が薄い」という理由で解雇されました。

当時はまだ契約社員で、6ヶ月後に正社員になる予定での勤務でした。

入社時は店舗の責任者との面接で採用が決まりましたが、その後の研修期間に、本社から来たマネージャーから「化粧が薄過ぎる」と指摘され、1週間後に解雇されました。

一度注意された後に自分なりに直したのですが、そのマネージャーから見るとまだ充分ではなかったようで、反抗的で生意気だと思われたようです。

化粧が薄すぎて、「注意しても直さないとの理由だ。」と説明されました。

それまで店舗の責任者にはそのようなことを指摘されていなかったので、単純に嫌われたのかと言う感じもあります。職場の同僚は非常に驚いていました。

人間として否定された気分

化粧が薄いことが理由で「解雇」という結果になったことに、すごくびっくりしました。

仕事は真面目に取り組んでいましたし、同じ職場には、私と同じ契約社員なのに遅刻したり、正直言って清潔感のない身だしなみの社員もいました。

ですので、自分が態度や見た目で解雇されたことが自分の中では本当に想定外で、ただただあっけにとられたと言う感じでした。

もちろん人間的に否定されたような感覚も持ってしまうので、落ち込む気持ちもありました。

ただ、自分としては自分に非がある実感があまりないケースだったため、「人生ってこんなこともあるんだなぁ」と、どこか客観的だったことも覚えています。

その会社自体に執着がなかったので、なんとかしようとか解雇の事実を覆そうと言う気は、全くありませんでした。自分がその会社には合っていなかったんだなぁと思いました。

「自分は家に必要」と思われるよう態度で示す

その時は実家暮らしだったので、生活費はそれほどかからず、生活自体に不安を覚える事はほとんどありませんでした。

ですが、やはり急に仕事がなくなってしまった事と、その次をすぐに見つけなくちゃと言う思いで、毎日焦りを感じて生活するようになりました。

友達と会ったり、欲しいものを買ったりという、楽しみのために使う時間とお金は、新しい就職先が決まるまでとりあえず我慢しなくてはいけないと言う思いがあったので、節約と再就職のため転職活動に集中する毎日でした。

解雇なんて勿論それまでされたことがなかったので、少し家に居辛い感はあり、家族のために食事を作ったり掃除をしたりと、自分が家に必要な人間であると思えるようなことを率先してやるように自然となったような気がします。

社会不適合者になった気分

その時の経済的な不安はもちろんですが、自分自身がこの社会に適合していないような気分になり、その後「私はやっていけるのか」と言うような不安な気持ちが芽生えたことを覚えています。

今考えると、あれは私に対するマネージャーの個人的なジャッジだったのかと思えるのですが、その時は「自分がダメな人間」のような気持ちが少なからずともありました。

もちろん家族や友達に相談すれば「私は悪くない」とは言ってくれますが、直接自分自身を否定される経験は、表面的には大丈夫でも実は心の奥底でモヤモヤと滞って、気持ちが落ち込んだ状態を引きずっていたと思います。

落ち込んでいるとやる気が出ないので、できるだけ早く次のステップに進まなくてはいけないのに、それに対して頑張ろうと言う気持ちが起きないことが不安でした。

契約社員をモノのように扱う会社

解雇に伴う退職後の支援は、全くありませんでした。

しかも解雇された時も、まだ契約満了の日まで1週間以上残っていたのですが、突然夜に電話がかかってきて明日から来なくていいと言われました。

その日は普通に出勤して1日働いた日の夜でした。

契約満了日までは働きたいと思うし、出勤すれば法律的には働けたのかもしれませんが、そうする気すらなかったのと、面倒くさい気持ちの方が大きかったので、結局何もしませんでした。

解雇と言うことで、ハローワークに行き支援を仰ぐ、と言う選択もあったのでしょうが、そういった説明も一切なく、貸し出し物として持っていった制服の返却と、職場に置いてある私物の引き取りにだけ来てほしいと言われました。

会社として誠実さがないなと感じたので、これ以上関わるのをやめようと、言われたままに従いました。

同じ業界で働きたい…でも前の会社とは関わりたくない

その後転職活動を進めたので、やはり解雇されたと言うのを理由に挙げるのはすごくリスクがあるなというのを感じました。

実際に面接で自分と言う人間を見てもらえば、それほど心配することは無いのかもしれないし、解雇の理由もあまり説得力のない納得のいかないものではありましたが、解雇されたという理由は次に行こうとしたときの障害になるのは間違いないと思います。

また同じ業界内での転職と言うことで、その職場とは全く関係のないところを探さなくてはならないところは大変でした。

同じ業界だと、ある程度その店、会社の評判や体制に対しての関心が双方にあるため、出来るだけ関わりや類似性の無い転職先を探さなくてはなりませんでした。

災い転じて福となす。前よりいいところに転職!

解雇されたことは、今思えばただ単に経験の1つです。

自分の思い通りにならないこと、全く予測のつかないことが人生では起きるのだと言うことを、身をもって体験しました。

またニュースなどで騒がれていることが実際に起きるのだということが、信じられるようになりました。

働いている人を急にリストラすると、その人の生活が困る事は明らかなので、まさか企業側がそんなことを簡単にやるなんて想像していませんでしたが、実際にそのようなことがあると分かりました。

自分自身でそういった想定外のことがあったときに困ることがないように、普段から準備しておかなくてはいけないと言うことがわかりました。

その後、幸いにも、解雇された会社よりもずっと条件の良いところに転職ができました。

ある意味ピンチはチャンスというか、そうなるように仕向けられた運命のようなものだったのかなと言う感覚はあります。

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