ブライダル業界に就職するも、突然の倒産で人生が狂った新卒女子

バイトから念願かなって正社員に。なのに会社が倒産!

私は栃木県に住む26歳の女性です。ブライダルスタッフとして、手取り12万円程もらっていました。会社は正社員20名、バイト3人程で、バイトの時代を含めると1年間勤めました。勤務態度も真面目で、1度もサボったことがありません。

上司から呼び出されて注意を受けたことがあるものの、和気あいあいとした雰囲気で毎日の仕事をこなしていました。

ところがある日突然、翌月で解雇することを伝えられました。

解雇の理由は私の態度などではなく、会社そのものが倒産することが決まってしまい、従業員は強制的に解雇されることになりました。

県内には様々な結婚式場や結婚式関連会社はあるものの、部長などの役職がついている人のみ、才能が買われて働くことが決まったのですが、その他大勢の正社員やバイトが解雇になりました。

会社の方からは「倒産するから」といった理由以外、何も聞くことができませんでした。突然、倒産や解雇の話をされたので、受け入れるしかありませんでした。

「解雇」通知にオロオロ。この怒りをどこにぶつければ…

私は当時まだ若くて大学を卒業したばかりだったので、バイトからその会社に入社して正社員として働いていました。

正社員として働き始めた矢先の出来事に、本当にショックで、この先どうすれば良いかわかりませんでした。

働き始めたばかりの私は、納得いかないことに関して誰に何を伝えれば良いか分からず、ただただ現実を受け入れるしか方法が見つかりませんでした。

また上司の人は、私に対して謝ることしかしてこなかったので、私は目上の人に謝られて複雑な思いでいっぱいでした。

目上の人から謝られて「許さない」と言うわけにもいかないし、どのような対応をすることが正解なのか全く分かりませんでした。

言われた直後は信じられない気持ちでいっぱいであり、この先どうしようかといった考えで頭の中は混乱しました。

無職で両親を頼るのが負い目に

職を失ったことにより、ほとんどの税金の支払いが滞ってしまいました。

その他にも、何から何まで親に頼らなければなければならない状態になってしまいました。

自動車は持っていたものの、外食を控えたり、友人と遊びたくても断ったり、外に出なくなってしまいました。

大人になってから親のスネをかじっているような生き方をしていたので、周りの友人に相談することもできずに、恥ずかしい気持ちでいっぱいでした。

また、その当時は就職氷河期だったので、就職活動しながら過ごしていたのですが、全く決まらずに落とされ続けました。

家にいることが多くなったのは良いのですが、欲しいものも何も買えず食べたいものも食べられず、実家という場所があったからこそ生活することができたも同然です。

「解雇」で履歴書に傷がつく

解雇されたことで不安に思った事は、履歴書がどんなふうになったのか気になりました。

その当時は就職が厳しい時代だったので、ほんの少し履歴書に傷がついただけでも落とされること間違いない状態でした。

また社会人としてのスキルも少ない状態で解雇されたので、新しい仕事を始めたとしても、「しっかりと仕事を続けることができるか」「同世代の人がいても実績は雲泥の差なので、ついていくことができるのか」といった不安がたくさんありました。

きっと新しい会社の面接に行ったとしても、何が理由で辞めたのか話さなくてはいけないと思うと、面接に行くことも嫌になります。

もともと真面目な性格なのに、不真面目な印象に捉えられたのではないかと、怖くて不安になりました。

転職支援や税金相談に応じてくれる機関

私が勤めていた会社は、転職支援や税金相談などのアフターフォローを何もしてくれませんでした。

また、勤めていた会社がすぐに倒産になるとは思っていなかったので、辞めた後の税金の事や転職については全く考えられない状態でした。

本来であれば辞める時に対策を取るべきなのですが、会社の方からも特に何も言われず、この先どうしたらいいかといった気持ちが先走ってしまい、転職支援センターや税金相談を利用したのは仕事を辞めてからの事でした。

そのことに関して悩んでいたところ、同じ会社に勤めていた人からどんな風にすれば良いかをアドバイスしてもらって、それから転職支援センターや税金相談ができる場所等を積極的に利用するようにしました。

「就職氷河期」真っ只中

私が転職に苦労した点は、不運にも就職氷河期だったことが重なってしまったことです。その時は、学生は就職先はおろか転職先も見つからない状態でした。

転職先があるといえば派遣や介護施設、医療関係といったものが多く、自分がやりたい職場の求人が見つからずに、納得いかない低い賃金の求人ばかりが多く出ていました。

「やりたいことをやりたい」といった気持ちや、自由に生きていくためのお金がもらえる職場や職業を探すことが、こんなにもいけないことなのかと毎日のように落ち込みました。

また転職先で、前の職場で勤続歴が短い理由を必ず聞かれるたびに、「自分のせいではないのに」といった醜い感情がこみ上げてきました。

また、考えもしなかった職場で面接をした際に、どのような面接が出るか、仕事内容も何もわからず、興味がないことがわかってしまったのか、面接でもかなり苦労しました。

会社都合の「解雇」が私の人生を狂わせた

私は解雇されたことにより、何もかもが狂ってしまいました。

バイトから仕事を続けていたので、正社員になってもスタートダッシュが速く、大好きなブライダルの仕事で順風満帆な人生が歩めると思っていました。

しかし、転職先が見つかるまでは、同級生と会っても仕事の話をすることができずに、難しい会話としか思うことができず、一緒にいて辛い気持ちになりました。

26歳になってようやくアフターフォローの大切さについて知ることができたのですが、若いうちは解雇されたショックなどで、冷静な判断や理解をすることができないため、本当に大変な経験をすることになってしまいました。

この経験があったからこそ、「物事の先」を読んで行動できるようになりました。

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