一見さんはお断りの京都でお茶屋遊び。舞妓と懐石料理の宴席で12万円

一見さんお断りのお茶屋さん遊び

私は、広島県広島市在住の40歳の女性で、一般企業の事務員をしています。月収は20万円です。

私が散財したことは、京都のお茶屋さんで舞妓さん、芸妓さんを揚げて遊んだことです。

大学の卒業旅行で、同級生たちと京都旅行をした時に、「都おどり」を見たり、「舞妓さん体験」をしたりしてみました。

その時に、一度で良いから本格的なお茶屋遊びを体験してみたいと盛り上がり、就職してお金が溜まったら、贅沢な女子会ツアーとして企画しようということになりました。

そして、20代も終わる頃に、友人の一人が偶然にも「京都の着物職人さん」と知り合うこととなりました。

お茶屋さん遊びは一見では出来ないことなので、この機会を逃すと不可能になってしまうと友人たちと相談し、ちょっと無理をして全員で都合を合わせ、京都旅行に出かけました。

まだあまり給料も上がっていない時期でしたが、一生に一度かもしれないという貴重な体験ができました。

まるで別世界!京都のお茶屋さん

普通のツアーや個人旅行で出かけた京都とは全く違う空間、全く違う体験でした。

まず、宴席となるお茶屋さんの設えが、控えめなのに豪奢に感じられるように演出されており、普段目にする京都の賑わいとは切り離されたように感じました。

お座敷には舞妓さん、芸妓さん、地方さん、それぞれ一人ずつに来てもらったのですが、着物はもちろんのこと、立ち居振る舞い、言葉遣い、会話の運び方、全てが初めての感覚で、あっという間に時間が過ぎていってしまいました。

今は増えてきたようですが、当時は女性ばかりの「宴席」というのは珍しかったようです。

そのため、舞妓さんたちも戸惑いがあったようでしたが、通常の宴席とは異なり、踊りや歌を早めに披露してもらったり、お座敷遊びを丁寧に教えてもらったりと、女性ならではの宴席が楽しめました。

総額12万円!舞妓さんのおもてなし

舞妓さん、芸妓さん、地方さん1名ずつを呼んで、2時間の宴席に懐石料理がつき、京都の地酒も頼んで、総額およそ12万円強でした。

旅行のメンバー4人で割り勘にして、その場でお茶屋さんに現金払いで支払いました。

決して安くはない金額ですが、全く惜しいとは感じませんでした。同席したメンバーも一様に「良い経験ができた」「素敵な時間を過ごせた」と満足しており、誰も不満には思いませんでした。

むしろ、この金額であの体験ができるのなら、ボーナスを何度か貯めて、二度三度と経験してみたい、今度は、地方さんを2人お願いしたい、などと話が盛り上がりました。

女性はなかなかお酒の席でおもてなしされる経験がないので、その点でも良い気持ちで過ごせたことも大きいと思います。

日常を忘れる最高の空間

このような体験ができる空間、時間、人員を揃えることを考えると、12万円は妥当もしくは安いと思います。

京都のお茶屋さん遊びが一種のステイタスであることも、さもありなんと思います。

お茶屋さん特有の、「一見さんを断り、紹介でしか新しい客を入れない」というシステムは、大々的に客を呼び込むことができません。

その代わりに、信用できるお客様に、心を込めて最高の時間と空間を提供するというのは、理にかなったやり方だと思います。

このやり方によって、日常から切り離されたような凝った空間、快適な時間、心地よいサービスが提供できているわけですから、それ相応のお金がかかるのは当然ではないでしょうか。客の方も、それを承知で遊びに行っていると思います。

40代だからこそ、再びお茶屋さんへ行きたい

私はお金が貯まったら、もう一度同じ体験を是非してみたいです。

20代の頃と比べると時間が自由にならなかったり、自分のためだけに遣えるお金は減っていたりしますが、定年を迎えるまでには、もう一度くらいは体験したいです。

20代の頃は、芸者さんが同世代、舞妓さんはやや年下、地方さんはとても年上という時期での体験でしたが、今はもしかしたら地方さんさえ年下ですし、舞妓さんは子供のような年齢です。

この年齢になって、お茶屋さん遊びを経験すると、きっと20代の頃とは全く違う目線から宴席を見ることができるでしょう。

この年齢になったからこそ、新たに素敵な体験ができると思います。

京都の方は一度縁ができたら必ず記憶していて下さると聞くので、再訪できるのを楽しみにしています。

年収5千万あれば家族と一緒にお茶屋さんへ

もし、私の年収が5,000万円を超えたら、お茶屋さん遊びは「日常」になるかもしれません。

そうなった時には、お茶屋さんは「ファミレス」と同じ感覚で通うことになるでしょう。

お茶屋さん遊びを経験して感じたのは、夫婦連れ、子供連れで行っても問題ない空間だったということです。なので、家族で外食をするのと同じような感覚で、お茶屋さんを利用することになりそうです。

ただ、このことによって人生が変わるかと言われると、あまり変わらないのではないかと思います。

日常的に、安心できる食材を手に入れられる機会が増える、子供の教育に関する選択肢が増える、という効果はあると思いますが、遣える金額が増えたからといっても、結局は堅実に人生を送ってしまいそうな気がします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です