父親がギャンブルで借金し貧困になり進学を断念

進学を希望したがとても行ける状態ではない

私は大阪市東成区に住む36歳女性です。現在は内職で月5000円の収入があります。

高校生の時に、卒業後の進路として、大学進学を希望していましたが、子どもながらに、家にお金がないことは分かっていたので断念しました。私が通っていた高校は、専門学科だったこともありクラスの大半は進学を希望し、受験勉強をしていました。

私の家庭は、父がギャンブルで作った借金があり、ライフラインを止められ、その日に食べる物も無く、借金取りに追われるような生活だったため、進学の希望を言い出せる状況ではありませんでした。

勉強をすることも好きで、成績も上位の方だったので、母親も先生から進学を進められていたそうです。とても大学に行かせる状況では無かったため、断ったそうです。不本意ながら、親を助けるためにも、就職する道を選びました。

親の経済格差が子供にも連鎖

親の経済格差が子どもの貧困につながり、その子どももまた進学ができずに、就職をしても大学を卒業した人との経済格差につながるという、貧困から抜け出せない負の連鎖に憤りを感じました。

私もバイトをして収入を得ていたものの、高校生の時給は安く大人と同じようには稼げないし、稼いだお金で家族の食費や借金返済に回したり、学校で使用する用品の購入もしていました。

周りの友人を見たときに、遊ぶためのお金や洋服代のためにバイトできる状況が羨ましかったのと、どうして私だけこんな思いをしなければならないのかと、貧しいことで恥ずかしい思いをしましたし、親を恨みました。私は、将来子どもが出来たら、絶対にこんな嫌な思いをさせないと誓いました。

職場の人間関係に悩みはあるが自立した生活を実現

大学進学を断念し、高校を卒業して工場勤務として就職をしました。社会人として未熟な点も多く、緊張の連続で、パートさんとの人間関係にもよく悩みました。

大学卒業をして入ってきた人が、同期であるにも関わらず待遇が違うことにも納得がいきませんでした。周りの友人が大学生活を満喫する中で、私は納得のいかない就職先で、多大なストレスを抱え、苦しい状況が続いていました。

でも、収入は大学生の友人よりは格段に良かったので、家を出て実家に頼らず、自立生活をしているという状況に自信も芽生えました。

また、友人よりも早く社会に出て、社会人としての勉強が出来たし、その職場で主人との出会いがあり、今の幸せな家庭を築くことが出来たので、結果的には良かったと思います。

貧乏で物欲の我慢より恥ずかしい思いが辛かった

お金が無くて最も辛かったことは、欲しいものが買えないことではなく、恥ずかしい思いをすることです。

小学生の時に、母が遠足に着ていくズボンが買えず、母のお下がりの生地で縫ってくれたズボンが担任の先生とよく似たズボンで同級生に馬鹿にされた時や、誕生日会にケーキが買えず、友達が聞こえるように「誕生日なのにケーキ無いね」と言われた時が恥ずかしくて嫌な思いをしました。

また、お弁当のおかずがいつも1品か2品と少なくスカスカなので、恥ずかしく蓋で隠して食べないといけないため、友人と楽しく食べられないのも嫌でした。

その中でも一番辛かったのは、高校生の時に、アルバイト先に借金返済の期限が迫った父がお金の工面に来た時が本当に恥ずかしく情けなかったです。

安定した収入のある旦那と結婚し恥のない生活を得た

今は、収入の安定した主人との結婚で基本的には専業主婦として家庭を支えていますが、経済的にも旅行に行ける程度の余裕があり、子どもに恥ずかしい思いをさせずに生活することが出来ています。

趣味である手芸を生かして、自分で作ったアクセサリー作品の出品や、内職在宅ワーク等で、自分の小遣い程度に稼いでいます。

欲しいものを何でも買えるほどの十分な稼ぎや余裕はないですが、今は子どもの学校行事等に参加することなどの子どもと関わる時間を大事にしているため、在宅ワークを基本としています。

子どもの手が離れたら資格を生かして外に出て働けるように、大学卒業の単位習得のための通信教育の勉強と保育士資格取得の勉強をしているところです。

子供を大学に行かせてやりたい

5000万あれば子どもを大学まで行かせられると思うので、子どもには大学を出て、自分が本当にやりたい夢を叶えて欲しいです。そして大学に行けなかった人や夢を叶えられなかった人のために貢献して欲しいと思います。

また、子どもが大学に行くお金の心配が無くなれば、いつも疲れて帰ってくる主人を休ませて、私が生活費を工面できる程度に働きたいです。

子どもの頃に貧しい思いをしたので、お金に対する執着がありましたが、お金では買えないものもあることに気づきました。

欲しいものや、やりたいことが全部叶っても、必ずまた欲しい物ややりたいことは際限なく出てくるので、今は、生活できるお金さえあれば家族や友人と楽しく過ごせると思うようになりました。

 

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