自営業だから痛感する消費の落ち込み。買い物の客単価は下がる一方

スーパーで必要最低限の物しか買わない人が増えた

私は大阪府吹田市に住む29歳の女性です。家族従業員兼パート勤務です。

私は、スーパーで「マネキン」と呼ばれる、試食を出しながら商品を販売する仕事をしていますが、その時に気づいたことです。

昔は見なかったのに、最近よく見かけるようになった光景があります。それはメモを見ながら買い物をしているお客様です。

その日に買うものを事前に決めてメモに書いておいて買い物をしています。本当に多くなりました。

特に年配の方や中年の主婦層によく見られます。

ニュースなどでは景気が上がってきているとは言いますが、一般市民の節約意識はどんどん強くなっていると、この光景を見て思いました。

現に、そういう方に試食や商品を勧めてみても、見向きもされません。決めたもの以外は買わない、と決めているのだから、それはそうだと思います。

昔みたいに、かごいっぱいに商品を買っている方も少なくなりました。客単価がどんどん下がっているように感じます。

削れるところは徹底的に削りたいという思いが、垣間見える気がしました。

どこが好景気?収入増えずに出費ばかりかさむ

不景気だと感じるのは、好景気の実感が、一般市民には全くないからだと思います。

多少賃金が上がったとしても、増税含め物価の上昇に追い付いていないので、余裕が生まれていないのだと思います。この先まだまだ増税の予定ですし、先行きが分からないので、できるだけ貯めておきたいという気持ちが感じられます。

今の現役世代には明るい話題があまりありません。

税金は上がる一方で、年金も将来払われるか怪しいし、医療費・教育費・生活費などは、まったく楽になったとは言えません。

政治改革がそう簡単に行くものではないと国民は分かっているし、むしろあまり期待していないので、自分で蓄えるのが確実だと思っていると思います。

そうして節約志向が高まると、市場にお金が回らないので景気がよくならないという悪循環を、いまだに抜け出せてないと感じます。

製造小売業だから痛感する「苦しい懐事情」

私は夫と商工自営業を営んでいます。食品の製造小売業なので、一般市民の節約志向が高まっているせいなのか、売り上げは下降気味です。

客数は減っていなくても、「客単価」が明らかに減ってしまいました。

材料費も数年前からどんと上がりましたが、今も一部じわじわ上がっているものもあり、さほど利益が上がらないので、正直生活は苦しいです。

切り詰めて生活し、副業でパートに出て、さらに空いた時間も単発のバイトを入れて働いています。

しかし、稼いだ分は、ほとんど国民年金や健康保険などの税金を払ってなくなってしまいます。

それでも、子供がいないのでなんとかなっていますが、なかなかに厳しい生活です。

材料を卸してくれる業者に話を聞いても、どこも売り上げが下がっていると聞きます。どこもこんなもんかなと思いながら毎日働いています。

アァ、あの店安くておいしかったのに…

飲食業界も不景気で困っているのかなと感じます。

家の近所は学生街で、ラーメン屋や居酒屋が多くあります。

学生街で人気の立地なのですが、新しいお店がオープンしては半年~1年経たずに潰れ、また新しいお店が入っては潰れて、を繰り返しています。

その近辺では、古くからやっているラーメン屋や居酒屋も、とうとう店を畳んだという話を、ここ数年で何軒も聞きました。

学生さんもお金がなかったり、節約のために親元から通ったりしているせいで、お金を使わないのが原因らしいです。

一昔前は一人暮らしの学生さんや、サークルの打ち上げなどでラーメン屋も居酒屋もにぎわっていたようなのですが、世知辛い世の中になりました。

最近、低価格で人気の居酒屋が値上げしたという話も、記憶に新しいです。

これらのことから飲食業界も大変だなと感じます。

「いざなぎ越え」とは言うものの、さっぱり実感のない好景気

景気が回復しないのは、大きなところから改革をしようとしているからだと思います。

日本全体を支える企業や業界を潤してから、それが下へ下へとどんどん広がっていけばいいというやり方なので、まだまだ一般市民が景気回復を実感できないのだと思います。

やり方としては正しいと思うのですが、あるところで格差を是正するための政策も盛り込んでいかなければ、全体としての好景気は訪れないと思います。

国民の政治不信も根深いので、何をやっても評価されにくいというのも、景気回復の実感が薄いという事につながっていると思います。

現に就活などでは売り手市場になっていたり、GDPが上がっていたりするのですが、政治の評価は低いままです。

良くなった所が、一般市民の生活とはかけ離れた、実感が得にくいものばかりなので、政治が機能していないと思われているのだと思います。

消費増税は経済崩壊の序曲か?

国民年金の受給年齢がどんどん上がって行ったり、もらう年齢を選べる代わりに受給額が下がったりするのは、確実だと思います。

年金の支払い額もどんどん上がって、払えない人や払わない人も増えて、破綻してしまうのではないかと不安です。

消費税も増税するのでしょうが、それが本当に、社会保障の予算にあてられるほどの税収となるのかも疑問で、どちらかというと、増税によりまた経済が落ち込むのではないかとも思います。

労働に関しては、人工知能に頼りつつもマンパワーは必要なると感じていますが、それが外国人労働者で補充されてしまうと、また就職難が訪れることになるかもしれません。

誰にでも作業しやすく、シフトに融通が利く仕事は、主婦や年配の方の働き口として必要だと思うので、そこが低賃金の外国人ばかりになると、世帯収入が下がって困る家庭や、自立した生活が送れない年配の方が増えると思います。

老後資金を作りたいものの、先立つものが…

今後の将来のために策は練りたいですが、とりあえず細々とでも貯金をして、何かあった時のための、最低限の保険に入っておくくらいしかできていません。

しっかり資産を作ることが、先行きが見えない社会では確実に安心なのでしょうが、その元手も作れないのが現状です。

今は自営業なので店がつぶれない限り職はありますが、何があるかわかりませんので、再就職するのに有利な資格や経験を得たいとは思っています。しかし、時間もなくなかなか難しいです。

こうして何も持っていない身だと、せめて体くらいは健康でいないと働くこともできなくなるので、健康でいられるように意識して生活しています。

私たちの年齢だと、正直国民年金はもらえないものだと思っている方が賢明かもしれません。なので、なんとかして老後資金を作りたいと思っていますが、先が見通せないのが現状です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です