苦労して育ててくれた母を思い、自分に活を入れながら借金を返済

高卒で貧しかった母の強い希望で大学へと進学

私は30歳の男性で、現在は東京都新宿区にある物流会社に勤務しています。給与は月20万です。

私は母子家庭で育ちました。母は私と弟を養うために朝から晩まで働いていました。決して裕福とは言えない家庭環境で育ちました。

母は田舎産まれの田舎育ちで高校を卒業と同時に働き始めたので大学に対しては強い憧れがあり、「自分が大学に行けなかった分子供たちには絶対行かせたい」と予てより私たちに話してくれていました。

私は母が自分のために頑張ってくれているのを知っていたので、母の夢を叶えるべく大学に行くように勉強しました。

家庭環境を考え、金銭的な面から国立大学に行くしかすべはなかったので私はとにかく勉強しました。しかし結果は国立大学は不合格で、滑り止めで「一応」受けた私立大学しか受かりませんでした。

浪人して国立大学を受け直そうとしたのですが、少しでも早く働いて母に恩返しがしたいという気持ちもあり、母に相談し、奨学金を借りながらその大学へ通うという決断をしました。

日本奨学生機構から第二種(利息が付くタイプ)を借りました。

バイトで生活費を稼ぎ、実家に仕送りも

在学中は実家から通うと片道2時間半の移動時間がかかります。

これでは、「家庭を助けるために大学後のアルバイトする時間がなくなってしまう」と考え、大学の近くで安いアパートを借りて1人暮らしをしていました。

大学は週5回通い、授業が終わった夕方の17時から夜の23時まで居酒屋でアルバイトをしていました。

奨学金を借りながらの大学生活であったとはいえども、家賃や携帯代などの生活維持費の他、実家には毎月25,000円送っていました。

家庭の経済的な状況を考え、親からの仕送りは受け取っていませんでした。

バイトは週で5~6日していましたが、節約をしながらでも生活していくのがギリギリで、自分の貯めに仕えるお金や友達と遊びに行けるお金はあまり有りませんでした。

母の苦労を思えば、自分なんて大したことない

私は親の願いを叶えるべく、毎日大学に行き、その後はアルバイトに行き、掃除や洗濯、食事も自分でしていました。

もちろん周りには実家から通い、親から仕送りをもらい、掃除や洗濯、食事も全部屋ってもらうという友人たちは何人もいました。

私は正直「うらやましいな」と思う気持ちもありましたが、妬むような気持ちは一切ありませんでした。

母がこれまで女手一つで私たち兄弟を育てるためにしてきてくれた努力や、その間感じた辛さ、自分のための買い物や時間などは一切なかったことを知っていたので「それに比べれば今の自分なんてたいしたことない」と思いました。

そのため、周りの実家暮らしの友人たちのことはどうとも思わなく、むしろ「自分は周りよりも早く自立できるための時間」と考えられて自信を持てていました。

月々23,000円の返済で、借金がなくなるのは2030年

大学を卒業してからは、都内の某物流会社の営業職として、配達や営業の仕事をしています。新卒なので、給与面も「少々時給が良いアルバイトと同じぐらい」しかもらえていません。

もちろん、親元を離れての生活をしていることに変わりはないので、毎月23,000の返済をしながら家賃や光熱費を払い生活しています。

完済予定は2030年6月です。

社会人になってからも節約しながらの貧乏生活

親からの仕送りは相変わらず一切もらっていません。

決して余裕がある生活ではありませんが、大学の時のように「授業を受けた後夜遅くまでアルバイトをする」という結構ハードなスケジュールではなくなったところで、気持ちと身体の余裕は出来ています。

仕事の関係での飲み会の数が増えたことは否めませんが、無駄な出費は抑えるようにしていますし、相変わらずの節約をしながらのギリギリな生活をしています。

革靴や鞄などの仕事で必至な買い物をした月には、他に物は一切買えない様な生活ではありますが、何とか前向きに生活できています。

もし今すぐにすぐに奨学金を完済できたら…

もし、すぐに奨学金を返済できたらまずは母親に服などのプレゼントをしてあげたいです。ここ10年以上同じ服を着て、同じ靴を履いて生活しているのを知っているので新しい物をプレゼントしてあげたいです。

初給料で花をプレゼントしたときに本当に喜んでもらえて私 も嬉しかったので母が欲しい物を買ってあげたいです。

また、私たち兄弟と母とでどこか旅行に連れて行ってあげたいです。

今まで私たちのために苦労をかけた分、思う存分の贅沢をさせてあげたいという夢が今の私にはあります。

そのために、奨学金の返済だけではなく、節約も含めてもっとがんばらなければならない、と自分に鞭を打っています。

また、将来の事を考えて少しずつ貯金もしていきたいと考えています。今は貯金が出来るほどの余裕は有りませんが、奨学金を返済したら貯金も始めたいです。

返済プランまで計算した上で奨学金を借りよう

正直、奨学金は借りないで良いなら借りない方が良いです。奨学金とはいえども借金であふことにかわりはありません。

しかし、私のように、借りざるを得ない人はその後の返済プランなどをしっかりと頭に入れながら人生設計を立て、生活していくことをおすすめします。

奨学金の返済は正直言って相当な負担です。裕福な暮らしはできません。ですから、お金の使い方を考えずに生活していくと、いざという時に生活ができないほどの状況になってしまいます。

自分の返済が社会人になってから月にいくら発生し、そしてそれが一体何年続くのか、ということをプランに入れることです。

奨学金は「授業を受けるためのお金」で遊ぶためのお金ではないので、借りている意味を忘れないことも重要です。

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