無利子で借用できる奨学金を利用して教員免許を取得

福井県の教育課奨学金を得て国公立の大学に入学

私は25歳の女性で、現在は専業主婦をしています。以前は、私立高校で教員をしており、手取り19万ほどでした。

私の実家は自営業を営んでいたのですが、当時はちょうど消費税が5パーセントから8パーセントに上がったことで、売り上げが落ち込んでいました。

3つ下に高校進学を控えた妹もおりましたので、とてもではありませんが私の学費に充てる余裕がありませんでした。

しかし両親は、しっかりと資格を持って職についてほしいということで教員免許の取得できる4年生大学に進学することになりました。県内の大学で国公立という条件に進学先を決めました。

当初は日本学生支援機構の奨学金を借りようと思っていたのですが、当時の担任の先生の勧めもあり、無利子で借用できる同県の奨学金を利用することになりました。

一家収入や経済状況などを申告し、審査がありましたが無事に通過することができ、大学在学中の4年間借用していました。

私が利用したのは福井県の教育課奨学金で第一種(無利息)のみです。

1,2年生の時は勉強が中心。3年生になってからバイトの日々

受験前からアルバイトをし、自分のお小遣いくらいは自分で稼ごうと思っていました。

所属している学科が英語科だったため、将来的に短期でもいいので留学をしてみたいと思いバイトに励んでいました。

学校に慣れるまでは学業に集中しなさいという親の助言もあり、アルバイトは1年次の半期が過ぎるころに飲食店で始めました。

私の大学は1年、2年次がとらなけらばならない単位数も多く忙しかったので、バイトは週に2,3日ほどしか入れずお小遣い程度の稼ぎでした。ですが、3年生に上がってからは比較的自由な時間も増えたため、アルバイトを増やしました。

夕方から飲食店、3年、4年次には授業がない日はランチのバイト、学校の図書館でのサポーターのバイトも始めました。

バイトで貯めたお金で、春休みを利用して短期の留学にも行くことができました。

一人暮らしをしたかったのですが、家賃に光熱費にもったいなかったので、実家から通い、なるべくお弁当を持参して節約をしていました。

恵まれた家庭の学生が留年し、怠惰な生活に怒りを覚えた

私が通っていたのは市内の大学で、車で15分ほどの距離だったので生活費の節約のため実家から通っていました。バイトで遅く帰ってきても、家のことを何もしなくてもよかったことはとてもありがたく感じていました。

しかし、同じ学部の中に、同じ県内出身にもかかわらず、(少々自宅からは遠いようでしたが)アパート暮らしをしている男の子がいました。

彼は比較的裕福な家庭出身ということで、生活費、家賃など両親が負担しているようでした。遅刻や無断欠席も多く、単位も数多く落としていました。

そのうちなかなか学校には来なくなり、結果的に私より2年遅れて卒業しました。たった数個の単位のために2年も留年してそのための学費を費やして。。と思うと腹が立ちました。

突然の妊娠・退職で返済額を減らした

大学卒業後、地元の私立高校に非常勤講師として勤務を始めました。その後は常勤講師として、計三年間務めた後、子どもができたことを機に結婚し退職しました。

働いていたころは、月に2万円ほど奨学金を返済しながら、なるべくお金を使わないように節制して暮らしていました。今はその学校は退職しましたが、子供が小さいため働けていません。

働いていたころの貯蓄と、ボーナスの分を返済に充てて、別の口座に入れて自動で落ちるようになっています。退職は突然のことだったので、あまりたくさん返済金に充てれていません。

返済額は月に16,800円ずつです。完済予定は2024年です。10年返済するプランです。

来年度からは子どもを実家や義実家に預けて、働きに出るつもりです。自分のための学費は、主人の給料からでなく自分で働いた分で返済したいと思っているからです。

一括返済できる経済的な余裕ができたら両親に恩返ししたい

今すぐに奨学金を一括返済できるだけのお金があったら、今返済に充てているお金、これからかかるお金を家庭のために使いたいです。

子どももこれからお金がかかってくる頃なので、その子のために充てたり、日々一生懸命家族のために働いてくれている主人をねぎらうために使いたいと思います。

私が働いているときは、実家にお金をいれてはいました。その時は、自分の生活費がなくなることもなかったのであまり痛さを実感しなかったのですが、今自分が家庭を持ってみて、限られた予算のなかで家庭をやりくりしてみると、2万円の大きさがしみています。

月に2万円あれば、ちょっとしたいい食材を買うこともできるし、旅行資金にあてることもできます。

また、結婚出産をサポートしてくれた実家、親戚の皆さんに恩返しをすることもできるなあと思います。

進学の夢を諦める前に、様々な奨学金制度を調べてみて

お店の経営が悪化したことで、母は当初私の進学に乗り気ではありませんでした。

しかし、奨学金を借りることができると知ってからは、しっかりと資格を身に着けて将来困らないように働いてほしいと思うようになったようでした。

事実、大学に行って資格を取り、働くことができたおかげで高卒の方よりもいいお給料をいただくことができました。

今の家庭環境が厳しいからと言って、自分が進みたい道をあきらめることはありません。目標にむかってしっかり学び、自分の将来を切り開いていってほしいと思います。

また奨学金の種類も有利子のものだけではありません。無利子のものもあります。現在大学4年生になった私の妹は、奨学金をかりてはいますが、大学の学費免除制度を用いてその奨学金を生活費に充てています。

夢をあきらめる前に、奨学金について調べたり、学校の先生に相談したりなどして、頑張ってほしいと思います。

大丈夫です。強い意志があればいくらでもなんとでもなりますよ!

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