地方公共団体の奨学金を得て短大へ進学した女性

川越市の無利子奨学金を得て短大へ進学

私は28歳の女性で、現在は東京都品川区にある損害保険会社に勤めています。私は28歳の女性で、現在は東京都品川区にある損害保険会社に勤めています。

私は母子家庭で育ちました。高校卒業後すぐに就職することも考えましたが、母親の反対で進学を決意しました。

少しでも負担がかからぬよう近所の短期大学に進学しましたが、それでも学費が高かったり、まだ小さい弟がいたりと私の学費が世帯収入で回せなかったので奨学金を貸与しました。

利息がつくタイプの奨学金も検討しましたが、母から自治体の奨学金のパンフレットを渡され、無利子であることがわかりました。さっそく申請し、貸与が決定しました。

埼玉県川越市が行っている奨学金制度(育英資金)で無利子のものを借りました。毎月2万5千円ずつ返済しています。

返済のことはそれほど心配していなかった

大学に入学することが1つの親孝行でもあったので、当時返済についてはあまり意識していませんでした。

卒業と同時に資格取得ができる学校だったので、資格を取れば長く働けて奨学金の返済もスムーズにいくだろう、としか思いませんでした。

バイトをして自分のお小遣いを稼いだ

在学中は実家から通学していました。乗り換えなしで通える範囲でしたので定期代も安く済んでいました。

アルバイトは、飲食店と塾講師の掛け持ちをし、自分のお小遣いは自分で稼いでいました。

資格取得のために平日のほとんどが授業で埋まっていて、その合間や休日にアルバイトと、休む時間があまりありませんでしたが、生活のためと割り切り、若さと体力で乗り切りました。

飲食店で昼間働いてから塾講師のバイトに行ったり、授業の空き時間を使って教習所の座学1コマ受けたりと、時間を有効に使っていました。

また、将来のためにと自動車免許も在学中に取得しました。車の運転ができるだけで生活の幅や選べる職業の幅も広がりました。尚、教習所の料金は祖母が出してくれました。

同級生の華やかな暮らしが羨ましかった

私も実家から通っていましたが、同級生は両親いる人がほとんどで、それだけで私とは違った生活をしているな、と感じていました。

仲睦まじい家族写真をSNSでアップされているのを見たり、話を聞いている度に、「素敵な家庭でうらやましいな」と思うこともありました。

また、奨学金を頼らずに生活している友人を見て、自分のことを醜く感じることもありました。友人たちは、洋服やレジャー費にお金を掛けており、一緒に遊ぶと1万円はなくなってしまうのが当たり前でした。

授業に関してもあまり単位を入れずに、資格取得ではなく卒業のために通っている友人もいました。卒業出来れば良い、というのも1つの選択肢ですが、せっかく資格取得が出来るのにもったいないと思いました。

また、授業は資格のためのものがほとんどだったので、その友人は1日授業がなく、遊びに充てていることもありました。

就職するが経営不振ですぐに解雇!返済のためにお金を節約

短大卒業後に、卒業と同時に取得した栄養士の資格を活かして委託給食会社に就職しました。月給16万円+各種手当、交通費から税金等が引かれた額が支給されていました。

まとめて返済することは考えていなかったので、働きながら返済していくスタイルとなりました。

返済額は月に2万5千円。まだ実家に住んでいたので、奨学金の返済も余裕でできていました。

しかし、1年も経たずに経営不振で給食会社を解雇。新しい職場はすぐに見つかったものの、通勤時間が長いため一人暮らしをするようになりました。

奨学金の返済に家賃が乗っかってきますので、自分のために使えるお金も当然少なくなりました。月1回、友人と飲み会に行くのが唯一の楽しみでした。

それ以外はほとんど自炊で、仕事の帰りにスーパーにより、タイムセールの安い食品を購入していました。

奨学金を返済したら、お金で困っている人のために情報発信したい

もし今の私に一括返済できるお金があれば、その後に得る収入を貯金や投資に回して将来に備えたいと思います。

これまで行ったことのない北海道や沖縄、海外にも旅をしたいですし、家電類も長く使えるものを買い替えたいです。学生時代になかなか遊べなかった友人とも旅行に行きたいです。

引っ越しもして、今より広く、できれば都内に住みたいです。いつかは結婚してマイホームか分譲マンションを購入したいです。

いつか生まれてくる子供には、苦労をさせずに学業に励んでもらいたいので、奨学金は極力借りずに進学できるよう、準備したいと思います。

また、奨学金で困っている人のために、SNSでアドバイスと称した投稿をしたり、何か力になれることがあれば、協力したいです。

地方公共団体がやっている奨学金も視野に入れて

家庭の事情は人それぞれで、子どもがその事情を変えることはできません。ですが、家庭の事情が理由で進学を諦めることはしないでほしいです。

奨学金も、メジャーなものから、私が借りた地方公共団体がやっているマイナーなものもあります。情報はネットでも調べられますし、学校の先生や頼れる大人に相談するもの1つの方法だと思います。

ただ、奨学金を借りたら「自分で返済する」というのを進学してからも頭の片隅に入れておくことをおすすめします。
私の場合返済が始まった当初は実家暮らしで余裕がありましたが、いきなり多額のお金が引かれるのは誰もが驚くと思います。

それに備えて、アルバイトでお金を稼いで貯めたり、普段から節約を意識しておくのも良い心がけかと思います。

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