海外生活は華やか?いやいや現実は日本よりもひどい!

日本の就職難なんのその!想像を絶する不況

私は33歳女性で、スペインのマドリ-ドに住んでいます。マドリードで会社員をしており、月給は1,150ユ-ロ(日本円にして約15万)程度です。

2005年に大学の交換留学プログラムでスペインマドリ-ドへ語学留学をしていました。そのときに知り合ったスペイン人の旦那と2009年に結婚し、スペインへ移住を一大決心しました。

大きな不安もありましたが、遠距離恋愛を終わらせ、やっと旦那と一緒になれる、留学当時大好きだったスペインで、また生活ができると、ワクワク・ドキドキ、楽しみでもありました。

しかし、やはり現実はそう甘くはありませんでした。

私が移住した当時、スペインは過去最悪の大不況に陥っており、失業率は過去最高の26%超え、4人に1人が失業者の割合です。

私がスペインに嫁いで2年後に、旦那も失業してしまいました。

失業手当がもらえるものの、とても苦しい生活が始まりました。

スペインは、ヨ-ロッパの中でもワ-スト1位、2位を争うほど、経済状況が悪い国なのにもかかわらず、電気代はドイツに次いで二番目に高いといわれています。電気代などの公共料金は年々あがるのに、国民の給料は10年前に比べて逆に下がる有様です。

私たちはもちろんのこと、国民の生活はかなり追い詰められていきました。

外的な要因で経済的に苦しいので、現状の私の金運レベルは、10から1の間で(1が最も金運ない)「レベル6」ですね。

アポなし飛び込みの面接。根性で就職先をゲット

日本に住んでいる友達に、スペインに住んでいるということを言うと、まず一番最初にいわれるのが、「海外生活うらやましい!」「ヨ-ロッパ生活、おしゃれ!かっこいい」などです。

日本のみんなは海外に住んでいる人をみると、適当に仕事をして、遊びもして、毎日楽しく暮らしている風景をイメ-ジするようです。しかし、実際の私の生活は、それとはとうてい離れたものです。

旦那と二人で、暮らして行くには、まず一番は「仕事探し!」でした。旦那の給料だけでは生活していけません。

そうなると私もなんか仕事しなきゃ!ということで、マドリ-ドにある日本企業を徹底的に探し、リストアップをして、募集がなくても、履歴書を送りました。

企業がダメなら、「レストランのウェイトレスでもなんでもやります!」と売り込みました。

意気込みと勢いだけで、飲食店の経験はアルバイトしかしたことがありませんでしたが、日本食レストランへ履歴書を直接持っていき、なんとか面接をしてもらいました。

その日本食レストランのオ-ナ-さんの紹介で、日本食を輸入しているスペインの企業へ、就職することができました。

現在こちらの会社へ就職して8年目になります。給料は日本のお給料とは比べ物にならないほど低く、昇給もほとんどありませんが、お仕事ができることに感謝する毎日です。

「安物買いの銭失い」は万国共通

金運がない原因は、給料が少ないため、節約に力を入れすぎているせいかもしれません。

スペイン語の言い回しで「Barato sale mas caro」という表現がありますが、安いものばかりを選んでいると最終的に無駄な出費が増え、余計に高くなるという意味です。

たとえば、数年前にパソコンを購入したのですが、知り合いのパソコンに詳しい友達に相談したところ、パソコンの部品やソフトを別々に買って、自分たちで設置・インスト-ルすると、全部できあがったものを買うより、半額ぐらいですむといわれました。

これは節約の大チャンスと思い、そのとおりにしたところ、購入後半年もたたないうちに、私のパソコンは壊れてしまいました。

その修理も、専門店にもっていかず、知り合いのパソコンの詳しい人に頼み、安い価格で修理をしてもらいました。

そのときは一時的に修理されたものの、すぐにうまく作動しなくなり、もう何回修理をしたのかわからないほどです。

これはほんの一例で、他にもいろいろあります。

お金が入るよう「満月の日」にお祈り

私は最近スピリチュアルなものが好きなところがあり、満月の夜にはお願い事リストを書いています。

もちろんそのリストの中には、金運アップ以外のことも書いているのですが、出世することや、いい仕事にめぐり合えること、臨時収入が入ってくることなどをお願いしています。

あと満月の夜に、財布の中をからっぽにし、満月に向かって振ることもいいみたいで、時々試しています。

あともうひとつは、毎年、1月に新しい長財布を買い換えることにしています。そのときの直感で、好きな財布を買います。

そして、買う財布は必ず折りたためではなく、長財布にしています。お札がきれいに折りたたまれず入ることにより、財布の中がきちんと整理されていて、金運アップにつながるような気がするからです。

愛があればお金なんて…はウソ?

お金は、私にとって、自信と安心、幸せを与えてくれます。

私の中で、なによりも、一番大切なことは「健康」なのですが、その次に大切なものはお金かもしれません。

よくある質問で「お金と愛どっちが大切か」とあります。そこで「お金」と答えてしまうと、貪欲な人、と思われてしまうかもしれません。

ですが、私は実際に、お金がなければ愛もなくなってしまうというケ-スを、スペインに来てたくさん見てきました。

ある程度自由に使えるお金がないと、夫婦やカップルの中でもケンカが増えるし、ストレスもとてもたまるからです。

私は自分で稼いだお金で、月にほんの少しでも、自由に自分の好きなことに使えるお金があることに、とても感謝しています。

それは、旦那と一緒に月一回できる外食や、会社へ着ていく際のお気に入りの服を買えること、年に一回の小旅行など、ほんの小さなことかもしれませんが、それが今の私にとって、自信と安心や幸せを与えてくれています。

スペイン人は貧乏でも人生を楽しむ

私は宝くじは毎年買っていますが、一度も当たったこともありません。給料も何度も昇給をお願いしましたが、今後、私の給料があがる見込みもあまりありません。

スペインの景気自体も、世間ではここ数年少し良くなっていると言われていますが、本当の意味での不景気から抜け出すには10年以上かかるといわれています。

そんな中、私の周りのスペイン人たちは、お金がなくても、毎日幸せそうに明るく暮らしています。彼らは人生を楽しむスペシャリストたちです。

お金は本当に大切です。その大切さをスペインに移住し、痛いほど感じました。そうであるからこそ、そんな中でも、毎日笑って健康に過ごすことの大切さを学びました。

これからも続く人生、そうやって前に進んでいくしかないでしょう。

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