一人の破滅で周囲が巻き込まれて全滅する「楽園くん」

想像を超える債務者たちの破滅っぷり

私は32歳、長野県安曇野市に住んでいます。3年ほど前から「ウシジマくん」を愛読しています。漫画は全巻読み、実写映画も全て観ています。

好きな人物は丑嶋です。ダークヒーローだけど、的確な格言を残してくれるところが良いです。

「ウシジマくん」は普通に生活している限りでは体験することがない世界を、リアルに描写しています。

お金一つでここまで破綻していくのか、いつも想像の上をいきます。

出てくる登場人物のほとんどが人間のクズといっていいような最低な人間で、平気で人を騙す者、暴力によって強奪する者、様々な人間がお金を中心に狂っていきます。

ショッキングな場面もあり、正直読んでいて気分のいいものではありません。

しかし、お金によって狂わされた人生の底辺を疑似体験することができる魅力があります。

そして主人公の丑嶋は決して正義のヒーローではなく、純粋に闇金業者です。

自分の利益のために動きます。いいことをしているわけではないのに何故か魅力的に感じる、それが「ウシジマくん」です。

華やかなモデルの世界にも裏社会が潜む

ウシジマくんの物語の中で、最も印象的なのは「楽園くん」です。

最初は読者モデルのように雑誌に載りたいだけだったのに、雑誌に載るために服を買い、服を買うためにお金が必要となる。

そして、お金のために犯罪に手を染めるといったように、どんどん深い闇に落ちていく感じが面白かったです。

最終的に薬物の運び屋になり、ヤクザに殺されてしまいますが、それ以外にも関わった人間全てが不幸になり、かなりのバッドエンドだったと思います。

カリスマモデルのG10(ゴト)は、人を利用してお金を盗み、高跳びしようとしたのに、ハブに捕まり殺されてしまう。

友達はヤクザに身柄を抑えられ、読者モデルのパピコも薬物中毒になり、ライバルも殺人と、全ての人間が闇に落ちていった珍しいパターンだと思います。

何気ない日常の中にも裏社会があるということを気づかされました。

「必ず稼げる」広告を信用しなくなった

よく広告で「これを実践すれば必ず稼げる。〇〇商材を購入すれば年収〇千万」といったうたい文句を掲げていますが、ほとんどがウシジマくんの「フリーエージェントくん」の話だと思います。

ウシジマくんの話を読んでみると、実態のない物をいかにも価値があるかのように売りつける。こんなビジネスがあるなんて驚きです。

それ以来、〇〇すれば稼げるといったものは100パーセント詐欺だと考えるようになりました。

そもそも冷静に考えれば、必ず稼げるなら人に教えて売りつける必要なんてなく、永遠に稼ぎ続ければいいだけのこと。この話がある時点で矛盾していると思います。

「フリーエージェントくん」のモデルになった与沢翼さんの真偽はわかりませんが、妙に現実味があります。

目的がなければお金で不幸になる

何かを叶えたいという目的があれば、お金があっても不幸にはなりません。

何のためにお金が必要なのか、例えば家族を養うため、家を買うためなど、使う目的が明確になっていればお金に迷うことはないと思います。

お金によって不幸になる要因としては、何のためにお金を必要としているのか、わかっていない人が不幸になると思います。

最初のきっかけは何でもよく、何か欲しいものがあって、お金がないから借金をする。

そのうち、何か欲しいものがあれば借金して買えばいいと思うようになり、気づけば借金のためにお金を使うようになる。何のためのお金なのかを完全に見失っていると思います。

どんなお金持ちでもお金を使う目的がなければ不幸だと思います。夢がなければどんなにお金があっても不幸です。

リスクを恐れないくらい貯金が欲しい

もし、私が莫大な現金を手に入れることができたら、そのお金を使って、「働けなくなっても困らない貯蓄」を作りたいです。自分自身の人生にかける保険を作りたいと思います。

人生の中にはあらゆるリスクがあると思います。

何が起きても困らない貯蓄があれば、リスクを恐れずに行動することができ余裕が生まれます。

それが、とても幸せと感じることができると考えます。失敗してもいいということは、大きくやりたいことを何でもやれるという素晴らしいことだと思います。

自営業として店を始めてもよし、安月給でも楽な仕事をしたり、もしくは世界中を旅してまわってもよいと選択の自由が広がります。

お金を使って成し遂げるものとは違うかもしれませんが、安全という名の愉悦(ゆえつ)がお金によって得られるのであれば、お金が必要になると思います。

金に見放された人間は、金では救えない

例え1億円を手にしても、登場人物たちの結末は変わらなかったと思います。どんなにお金があっても人の欲求は変わらないからです。

ウシジマくんに登場するクズ人間たちは、1億円あっても2億円が欲しいといったように、無尽蔵にお金が必要になると思います。

どこまでいっても人間の欲求に限りはありません。金に困っている奴らが1億円を手にしたとしても、使い切ってしまうか、もしくは簡単に騙されて、1億円を失うのだと思います。

1億円によって気が大きくなり、身分相応の暮らしができず、気づけば散財している。または、金にまとわりつく悪い虫によって奪われるかだと思います。

1億円を人のために使うことができれば結果は変わるのかもかもしれません。一度お金に見放された人間はお金によっては救えないと思います。

金も命も簡単に奪われる世界がある

ウシジマくんを読んで、お金に対する姿勢、行動を間違えると人生を破綻させてしまうぞということを学びました。絶対に借金はしないようにしたいと思いました。

ウシジマくんの言葉の中に「世の中は弱肉強食。金を奪われるものと金を奪うものに分かれる」という言葉がありました。

まさにその通りで、借金をすることは、借金をした時点で金を奪われることになります。弱いものは奪われてしまうため、強いものとなり、金を奪われないように生きていきたいと思いました。

どんな人でも良心があり、命を奪うようなひどいことはしないと思っていました。

ウシジマくんを読んで、簡単に人を傷つけたり、殺したりできる人もいると気づかされました。

大丈夫と勝手に判断せずに最悪のケースになるということを意識して生きていきたいと思うようになりました。

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