夫が無職で節約家計。でも息子には何でも買い与えてしまう専業主婦

息子には財布のヒモがゆるゆるになってしまう私

私は37歳の専業主婦で、フランスの地方都市に在住しています。いわゆるクラウドソーシングで月2万円ほどを稼いでいます。

私は「自分が欲しいもの」については、かなり財布のひもが固いと自負しています。

例えば、服や下着などは、周囲が「もうそろそろ、新しいの買ったら…?」とやんわり勧めてくるほどに、ボロボロのクタクタ状態のものばかり身に着けています(それもそのはず、10年以上着ているものが基本なので…)。

そんな私がついつい購入してしまうのは、「息子のもの」です。

今年小学生になる息子が欲しいもの、好きなものに関しては、なぜか「いいじゃん、買っちゃおう。」と、やたらチャラチャラ楽観主義的なキャラクターになってしまい、際限なく買ってしまいます。

それらは、ちょっとしたおもちゃであったり、綺麗なTシャツだったり、新発売のお菓子だったり、息子の好きな食べ物だったりしますが、必ずしも必要ではないものばかりです。

夫の失業で家計は厳しいにも関わらず

この、「息子が欲しいと思うものを、深く考えずに購入してしまう」という傾向に気が付いたのは、ごく最近のことです。

いったん自覚してみると、もうずいぶん長い事、このやり方で無駄遣いをしてしまったように感じられ、後悔の念が絶えません。

我が家は、夫が現在失業状態(起業を計画しています)で、極力家計は節約しなければいけない状況です。

頻繁に家計簿とにらめっこをし、食費を週何十ユーロ(欧州在住です)にとどめるぞ!とかたく誓ったそばから、スーパーでふと、息子の好きなブランドのお菓子が特売になっているのを見つけて、ひょいと買ってしまうのです。

「安くなっているし」とか、「あれを買うのをやめたから、このお菓子を買う余裕はある」などと、いとも簡単に理由づけができてしまうのです。

やんちゃで叱られてばかりの息子につい甘くなってしまう

私の息子は、よく言えばやんちゃ、悪く言えばとんでもない乱暴者の問題児です。

保護者として情けない…と叱られるかもしれませんが、息子がイタズラばかりを繰り返して、先生には連絡帳に注意を書かれ、家では厳しく叱ってばかりの日々が続くと、ついかわいそうで、「何か好きなものを買えば、あの子の喜ぶ顔が見られるだろう」などと思ってしまうのです。

本当は、モノではなく愛情表現で、あなたの事を想っているんだよ、と伝えるべきだということはよく分かっているのですが、どうしてもモノに頼って、愛情表現をするきっかけを探ろうとしてしまうのです…。

よくないですよね。

モノで釣るような教育をしているわけでは、決してないのですが、それでも目に入ればつい買ってしまうのです。

3日分の食費を息子のために使っている

ゲームなどの高額なおもちゃを除いて、子どもの物は、ひとつひとつ単体でみれば、さほど値段が張らないものが多いです。

衣類、本、お菓子…と、数百円単位で手に入るものが中心です。

この「(日本円で)三桁をこえない」というところが魔力のように働いて、安いからいいじゃない…という風に手が伸びてしまうのでしょう。

しかしそれも、つもり積もれば恐ろしいほどの影響力を持つ金額となって、家計にのしかかって来ます。

これまで怖くて計上できなかったのですが、勇気を持って調べてみた所、月に20ユーロ以上(2600円以上)にのぼることが判明しました!

これは節約主婦としては、絶対に見過ごせない金額です。

我が家の一日の食費が1000円以下ですから、このお金があれば約3日間は、楽に食べられているはずなのです…!

夫に八つ当たりするほど家計を切り詰めている

子どもの物には、気軽にカードを切れるのに、自分の持ち物や食品・日用品に関しては、かなりセコセコしている自分は、精神バランスが取れていない、どこかおかしい…と感じます。

しかも、自分のための物をひたすら我慢する事でたまったストレスは、夫に向かっていきます。

夫は頻繁に衣類を新調するので、その度に「同じようなシャツばかりたくさん揃えているけど、いつからコレクターになったの?まだ買うの?」だとか、「サイズ選びに苦のない人はいいよね」などと、自分でも不毛だなあ、と思える嫌味ばかりが口をついて出てきます。

「君も何か買いなよ」と言われると、「サイズが無いし、趣味が合わないから、ここ(日本以外)で服は買わないの!」とふてくされるしかありません。

後味が悪いです。

モノを与えるのは愛情表現のかわり

私は、節約自体はさほど苦に感じてはおらず、やりくりの頭脳ゲーム、くらいに楽しんでいる部分もあります。

にも関わらず、このように息子のものを多く買ってしまう、という無駄遣い現象が起きているのは、私の、母親としての自己否定感・自己評価の低さが関係しているのではないか、と思っています。

無意識のうちに、自分が母親として足りない所を、低額の代用品で間に合わせて、愛情表現の足しにしようとしているのかもしれません。

そう考えると、自分のふがいなさに怒りすらおぼえます。

もっと器用に、ストレートかつ素直に子どもへの愛情を表現できれば、こういった代償行為はなくなるのかもしれません。

しかし、今の私にはかなり難しいところです。

私自身も、かなり不器用な人間なので…。

母親としての自分を肯定し、愛情表現が出来るようになりたい

自分の偏った傾向をはっきりと自覚すればするほど、息子の好きなモノに、母親の愛情を託してしまうのは、絶対に健全ではないし、やめなければいけないと感じています。

子どもや夫に、もっと素直に愛情表現をして、お金やモノを通さずに、きちんと親子のコミュニケーションがとれるようになりたいです。

そのためにも、外国人として異国で暮らすストレスフルな日常や、収入が無くて家計が苦しいという現状を、肯定的に受け入れ、前向きに生活していけるようにならなくてはいけない、と思うのです。

この部分がストレスになって、日々の生活態度に悪影響を及ぼしているのだと思うからです。

ただ、努力はしているものの、未だ考え方や行動を変えるには至っていません。

お金のかからない効果的なストレス解消法はいまだ発見できておらず、模索中です。

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