自分の退職祝いに一晩で100万円使った上司

上司の退職祝い。3万円の高級日本料理をご馳走に

私は愛知県名古屋市に在住の、44才女性です。専業主婦なので、私自身の収入はありません。

私の経験した散財は、高級日本料理店でコース料理を頂いたことです。

以前、私が勤務していた会社で、長きに渡り指導を受けて、とてもお世話になったかつての直属上司が、定年退職することになりました。

上司本人からお誘いをいただいて、高級日本料理店で、一人3万円の日本料理のコースをご馳走していただく機会がありました。

お酒代を合わせると、恐らく1人5万程度のお会計になったと思います。

その上司は、在職中に一緒に仕事をした部下の中から、印象深かったり、仕事がやりやすかった部下だけに声をかけてくれたそうです。

退職祝いの席はたくさんあったのですが、上司が、『自分の好きなようにお祝いの席を設けることが憧れ』だったようで、そのため、お気に入りの日本料理店で、上司自身がプロデュースした「退職祝いの席」を設けて下さったのです。

総勢20名ほどの集まりでした。

いつもは縁のない高級店にテンションアップ!

上司が退職してしまうことが、とにかく寂しい気持ちがまず最初にありました。久しぶりに会う顔ぶれが嬉しかったのですが、高級な場所に慣れていない自分が、浮いているのではないか、と心配な気持ちもありました。

次第にお酒も入って、食べたことがないような、本当に繊細で、美味しくて、素材の良さ、盛り付けの美しさ、など全てに感動が続きました。お酒もどんどん進み、気持ちも大きくなっていきました。

普段自分が入ることの出来ない、高級なお店で食事をしていることに、とても高揚感がありました。

また、お店の方の接客がとにかく素晴らしくて、所作も美しい人が多かったので、自分とは違う人、普段会うことが出来ない人と空間を共にすることに楽しみを感じていました。

一晩で総額100万円

費用は、料理が1人3万円。長い宴だったので、お酒は恐らく1人2万円程度はかかったのではないでしょうか。それに高級なお店なので、サービス料などがかかったと思います。

支払ったのは、招待をしてくれた元上司です。総額は直接聞いていませんが、20名の出席者で100万円程度かかったと、後日先輩が教えてくれました。

総額を聞いて、自分では簡単に支払えない金額なので、本当に貴重な経験をさせていただいた、と上司に感謝の気持ちがいっぱいでした。

と同時にそれほど高額な席にお招きいただいて、この後どのようにお返しを準備したらよいのか、とても困惑をしました。

上司自らでプロデュースした「退職祝い」

今回は、上司が、永年働いてきたことを自分自身で労う目的で、「自分でプロデュースした退職祝い」の席をイベントとして設けてくださいました。

そのことは、率直に、本当に素敵な考えだなと思いました。

私には出来ない(仕事を辞めてしまったから)試みですし、上司自身のためだけではなく、ともに仕事をしてきた同僚や部下を招いて労う姿勢にも、尊敬を覚えました。その場に同席出来たことが、何よりの財産だと思いました。

その上司と縁があって、ともに仕事が出来たことを、とてもありがたいことだと考えました。

ただ正直に言うと、勝手なものですが、100万円以上の金額を一晩で使うのは、どうかと思ってしまいます。

もしも私の夫が退職をするときに、その上司と同じように自分の部下に100万円振舞う、と言われたら、それよりも家族に対して使ってほしいと思います。

自腹で高級割烹は無理…

私は、自腹を切って同じ体験をしたいとは思いません。

将来、もしも余裕が出来れば、大切な人を招いて集まる席を設けることには、憧れはあります。

しかし私は退職をしてしまったため、それほど思い入れのある同僚や部下はいませんし、今は仕事ではなく、病気の家族を含めて、家族中心の生活を送っています。

自分とはかけ離れた世界の出来事で、現実味がないと思っています。

高級な料理で、大切な人たちと非日常過ごすことにも、憧れや魅力は感じます。

しかし、もしも今、100万円があったら、高級日本食よりも、病気の家族に良い治療を受けてもらうことに充てたり、高額な薬を試したり、遠方のお医者さんにセカンドオピニオンを聞きにいく費用に充てたり、やはり日常や現実を優先してしまうと思います。

年収1千万円あれば人生の質が豊かになる

もしも年収が1千万円以上になれば、このような「非日常的なイベント」が「日常」になる可能性もあります。

3万円の食事を20名で食べることは、恐らく自分には出来そうもありませんが、大切な家族や友人と、たまには高級な日本料理や他の料理を食べに行きたい、という憧れはあります。

もしも、そのような外食が「日常」になったとしたら、美味しくて盛り付けの美しい料理を、日常的に味わうことで、自分の料理の腕も上がると思います。美味しい料理を食べないと、美味しい料理は作れない、感覚が磨かれないように思うからです。

また、高級なお店で働く人たちの、所作やサービスの質の高さに触れることは、自分が年齢を重ねるときに、とても大切な経験だと思います。経験をしていないと、自分も、質の高い振る舞いは出来ないように思います。

そういった意味でも、お金に余裕が出来れば、人生がより豊かなものに変わると思います。

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