センス・オブ・ワンダーを持つことが大事

飲食業でフリーター

私は高知県高知市に住む44歳です。手取りは12万円ほどです。

フリーターとして飲食業(バル)でアルバイト店員として働いています。

小規模な店舗で、昼間は一人シフトのため、接客、調理、店舗管理、清掃、レジ打ちなど全て一人でこなしています。

夜間シフトインすることもあり、その時は、二人シフトでわたしは接客・レジ打ちを担当します。

高知県の特産品である生姜を使った自社製造のジンジャーエールが主力商品のひとつで、ノンアルコールドリンクとして、ストレートでお酒で割って本格カクテルでお客様に提供しています。

この商品は、入店するずっと以前から、わたしが大好きだったもので、このジンジャーエールをお客様にすすめられる仕事に携われることを幸せに感じます。

お客様が多ければ忙しく、忙しくない時でも、こなさなければならない仕事も多く、新しいことへの挑戦もよくあることで、労働環境はあまり良くありません。正直、厳しいものがあります。

しかし、昇給は比較的容易です。実際に、わたしも入店5ヶ月ほどで、時間帯限定ですが昇給がありました。

高知県では、飲食と言えば「喫茶店」「カフェ」の激戦区で、人口当たりの店舗数は全国でも上位になります。

居酒屋も多いですが、わたしたちのようなバルの業態は、まだ競合も少なく「おしゃれ」という評価を受けており、新しいことを提案しやすく、有利な状況で仕事をすることができています。

店員のいないコンビニが主流に

人工知能やロボットが入りこむなら、在庫管理の職業が一番取って代わると思います。

例えば、「冷蔵庫」「冷凍庫」の中を自動的に整理してくれたり、センサーで在庫状況を管理したり、天候等のデータから予測される必要な材料と量と照らし合わせて自動発注をかけてくれるような人工知能やロボットです。

アマゾンが現在実験している「店員のいないコンビニ」の発想に近いです。

あとは、調理分野がロボット化すると思います。今は、工場で仕込みを終えた材料で、簡単な調理をしているだけの事が多いので、人工知能やロボットがやっても不思議はありません。

逆に、絶対に置き換わらないのは「接客」だと思います。

まず前提として、お客様の気持ちや状況や要望を「感じ」取らなくてはなりません。これは人間なればこそといえるでしょう。

レジ打ちなどは、注文と連動させれば、自動化されても不思議はないですね。

機械化されても何も変わらない

将来的に人工機能が多く導入されても、バルは、接客により、食べ物やお酒などの飲み物をお客様に提供する場所ですから、本質は機械化されても何も変わらないと思います。

バックヤードが自動化されるだけで、そこにある価値を増幅させ得るのは店員です。バルの母体となっている会社のミッションは、地域で農業をしている人の後方支援です。

農業は、土の中の微生物をはじめ、命を感じることが必要ですから、接客と同じく機械にとってかわられることはないでしょう。

会社もしかりで、地域にある価値を増幅することが必要ですから、人間でないと仕事になりません。機械化されても、本質は何も変わらないと思います。

会社は、マイナーな仕事が人工知能に置き換わっていく中で、人間にしかできない創造的な仕事により集中するようになるでしょう。

論理的ではなく芸術的に仕事をする

人工知能が、わたしの仕事を奪うような事態は、考えられません。

万一起こったら、わたしは人間であることの強みを最大限に生かし、命を感じ、命とつながり、エネルギーを感じ取り、放出し、異質なものを掛け合わせ、接客のように元からある価値を増幅する創造的な仕事のみを手掛けます。(今もそうしています)

「センス・オブ・ワンダー(新しいものを発見したり、自然の美しさを感じる感性)」を持っているということが、人工知能と人間の最大の相違点です。

どんなことにも一瞬一瞬の驚きと畏敬の念をもって接し、「論理的に」ではなく「芸術的に」仕事をします。(今もそうしています)

そのうえで、人工知能のことをよく知り、観察し、どうすれば彼らと共に歩むことができるのか、仲間と話し合います。

人工知能が聞く耳を持っているなら、彼らにわたしたちの議論を伝え、意見交換します。人工知能と人間の組み合わせが、宇宙の観点から見てどうしたら価値が最大化されるか、探っていきます。

人工知能により創造性のない仕事はなくなる

わたしは昔、公務員の仕事をしていました。仕事の大半は単なる事務処理が多く、紙を使った人間による情報処理が多く、飲食業のような創造的な要素は皆無でした。

こうした単なる事務や経理などは、まっさきに人工知能に完全にとってかわられると思うので、一部を除いて公務員というものは成立しなくなるでしょう。

コンビニやファミレスやファストフードも、接客がマニュアル化されており価値を生んでいませんから、容易に機械化されてしまうでしょう。

「価値を増幅しているか=人間的であり、創造性があるか」。これが基準となり、この基準に満たない仕事は、すべてこの世からなくなるはずです。

逆に芸術家などは、ほぼ機械化されないでしょうし、ますます発展していくでしょう。

ただし、大量消費を前提としたポップミュージックなどは、今も機械で音を作っているだけですから、機械化されるでしょう。

人間らしい生き方をすれば良い

私は、この一瞬一瞬を「センス・オブ・ワンダー」を持ちながら生きることが重要だと考えています。

仕事のなかでというだけでなく、生活の中で100%このモードで生きています。

歩くときに街路樹があれば、彼(彼女)と対話します。鳥の声がすれば、鳥たちの会話に耳を傾けます。こうしたことが、現実の「創造」の現場です。

この感性が、バルでの接客のときの「洞察力」、「判断力」、「会話力」、「ユーモア」に活きています。

正確には「職にあぶれないように」こうした生き方をしているわけではなく、ただ、人間らしい生き方をしているだけなのです。

こうして人間らしく生き、素直に人間らしく働いて創造性を現場で発揮していれば、その人が、どのような意味でも人工知能などに取って代わられるなどということは想像もつきませんし、そのようなことにはならないでしょう。

日本の未来は暗い

日本の未来は、国としてはかなり暗いでしょう。

一人当たり所得などの基本的データから、労働生産性といった数値や、幸せに関する指標や社会福祉の手厚さの指標など全てが、先進国中ほぼ最下位というのが現状です。

その上に、福島の原発事故という現代科学の大失敗を実際に経験しながら、科学への盲信をやめず、必要な社会システムや電力システムの振り返りも行わず、再稼働や原発輸出までするという、国の体をなしていない状況が一層暗く影を落としています。

日本社会に生きる社会人の間にも、何か問題があってもそれを指摘しない、問題が起こっても事後の改善をしない、責任を曖昧にするなどの風潮がはびこっています。

国際政治の文脈では、中国の国力は、日本をすでに圧倒しており、中国がアジアの盟主に、そして世界政治の中枢の一角になることは明確です。

近い将来、在日米軍が本国へ引き上げたのちは、日本は中国に媚びるしか生きる道がないのが現実ですが、やはり専門家は、トランプが壊しつつあるアメリカの覇権を未だ盲信しており、救いがありません。

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