リクナビNEXTで見つけた中央区のコンサルティング会社は自殺者まで

前職の退職理由がハードルになった

私は30代後半の女性です。東京都中央区のコンサルティング会社の一般事務でした。前職を残業のしすぎで(月80時間超え)体を壊して退職。半年ほど休養したのち転職活動を開始したが正社員は軒並み落ちました。

10社受けてどこも受からず、仕事をしていない期間がこれ以上長くなると余計仕事が見つからないと判断し、しかたなく派遣社員として勤務を開始しました。

派遣社員として働きながら、正社員の仕事を探していたが、やはり前職の退職理由がネックになり仕事が決まりませんでした。

派遣社員をしていると、正社員として勤務することに難色を示す面接官も多かったです。10社近く落ちていた時に、リクナビNEXTでこの会社を見つけました。

残業が少なくて、お給料も悪くない、中央区にあるそこそこ立派な会社だったので採用が決まった時はとても嬉しかったです。まさかブラック企業だと思いませんでした。

面接では残業はないと言われていたのに…

面接のときは、とてもにこやかな感じでブラックな雰囲気ではありませんでした。

お給料に関しては1番最初の会社が大手で、残業代はすべて支払われていたので(80時間残業で10万円以上)一般事務としてはかなり高給となっていました。

『うちの会社の給料でやっていけるか?』という内容を言われました。

その時は、20万円以上出すと言う話と、別途残業代は出るが、ほとんど残業はないから心配するな、という事を言われました。ですので、まさかサービス残業をさせられるとは思いませんでした。

実際採用する意志を伝えて頂いた時に、書面でお給料の詳細を書いて郵送して頂きました。

この額面で了承できるなら即採用との返事を頂き、正社員で働きたかったのでお受けいたしました。

実際は基本給17万円に精勤手当1万5千円(遅刻すると付かない)と住宅手当1万5千円でトータル20万円だったので、そこまで募集要項と相違はしていませんでした。

ボーナスは2か月分ということで、17万円の2か月分で34万円でしたが、たまに支払いが遅れる年もありました。

他部署の仕事まですることに

一般事務だったのですが、総合職に同行して出張させられたり、接待の同行、会議の議事録作りなど。

面接で言われていた雑務とその他諸々、定時では終わらない量の仕事をさせられていました。

総合職の仕事が多すぎて回らず、私に総合職の仕事をまわしていました。

定時はあってないようなもので残業代は1円も支払われていません。私は一般職なので月20時間~30時間の残業でしたが、総合職の人は会社に寝袋を持ち込み、寝ずに働いていました。

おそらく100時間は超えていましたが、その人にも残業代は1円も払われていませんでした。

文句も言わずに総合職の仕事をやり続けていたら、途中から総合職にならないかと言われましたが、深夜まで残業する事が分かっていたので丁重にお断りしました。

とても深夜まで残業できる体力はなかったです。

上司が今でいうモラハラ上司なので、総合職の人に対して馬事雑言があり、とても精神的にもやっていけないと思いました。

一般職の私のことを「事務のお姉ちゃん」と呼んでいました。

社員の転職が日常化

当時独身で親と一緒に暮していたので、金銭的には特段支障はなかったです。

ただ毎日残業していて帰りが遅いのにもかかわらず、毎月給料明細は同じ金額なのでモチベーションが下がりました。

家族を養っている転職してきた方は、奥様もパートに出て生活費の赤字を補てんしていたようです。幼稚園にも行かせられないかも、という愚痴を毎日聞かされました。

毎年、海外旅行に行くのが趣味でしたが、旅行に行く余裕も休みもなく、いつ旅行にいけるのか毎日暗い気持ちでした。

職場では毎日転職の話や、ちがう部署の人が転職したという話ばかりでした。

実際若い人が多く3年ぐらいでみんな転職していくので、人の入れ替わりが激しく小さな会社なのに、名前を覚えたり組織表を作るのが大変でした。

モラハラ上司を放し飼い

職場では愚痴大会でした。

私は正当な金額を支払われないよりも、モラハラ上司がパーテンション越しに社員をしかり飛ばすのが怖くて、パソコンを打つ手が震えるほどでした。

パーテンションなので、はっきり聞こえて来るのですが『頭が悪い。もう仕事辞めちまえ。もうお前は会社にいらない帰れ。』とか、よく反省文も書かされていました。

あんなに昭和的な、絵に書いたようなモラハラ上司は初めてです。

実際私は言われてはなかったのですが、聞いているだけで、ストレス性急性胃腸炎で点滴を打つところまで追い込まれました。

その会社のモラハラ上司の部下が過去1人自殺していたり、突然会社に来なくなった人が何人もいるのにも関わらず、会社は放置していたのが、ブラック企業だと思います。

労働基準局が入っても改善されない

モラハラ上司が怖すぎて、残業代なんて要らないから、早く転職したいという気持ちが大きかったです。

実際、家族を養っていた方は、実績としてパソコン起動の履歴を出して、退職する時に残業代の支払請求をされていました。

支払請求の面談の時に録音機を持ち込み、支払に応じなければ労働基準局にこのことを伝えるということで、残業代は支払われていたのですが、ボーナスは20万円カットされて、ほぼ意味をなさなかったようです。

その方が辞めた後に、労働基準局に伝えてくれたようで監査が入ったのですが、結局私及び在籍していた人たちに残業代が払われることはなかったです。

どう切り抜けたのか分からないですが、その後も変わらず残業代の支払いは、なかったです。

あと退職金の基準を満たしているのに支払われなかった、というのもよく退職した人達から聞いていました。

必要な経験だけ積んで、ブラック企業を辞められてホッとした

残業代を払わなかったり、ボーナスや給料の遅配で、会社に不信感があり退職しました。

より良い条件の会社に転職できたので、ブラック企業でしたが正社員になるきっかけをくれた会社なので、今はあまり思う所はありません。

総合職の仕事もやらせて貰えて、仕事のスキルとしては向上したので、前向きに捉えてステップアップの踏み台として必要だったのだと思います。

他の若手社員の方たちも、ある程度スキルを磨いて外資系企業や大手コンサルテイング会社に転職していき、当時とは比べ物にならない程稼いでいる人もいます。

なので今があるのも、ブラック企業で耐えたり、文句を言わずに仕事に打ち込んだ成果だと思い、悪い思い出ばかりではありません。

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