パチンコが生活の基盤になってしまった男性

演出を楽しむパチンコから現金で勝つことを楽しむパチンコへ

私は宮城県仙台市に住む33歳男性です。現在は無職です。

最初はゲームセンター感覚でした。27歳くらいの時、彼氏がどうしても行きたいというので一緒に行き、隣に座ってやり方を教わったのがきっかけです。

1円パチンコでした。球が入ったり、保留の色が変わったりと演出を楽しんでいました。今では不運な事に、その日に当たってしまったんです。そして球がたくさん出てくる感覚がとても楽しく感じてしまいました。

やり方を知らずに足が遠のいていた場所ですが、その時不思議な快感を覚えました。また他の台の演出も見てみたいという感情が生まれ、一人でも足を運ぶようになりました。

回数が増えるにつれて使う金額が増え、行く目的も演出を楽しむではなく、現金で勝つことへと変化していき、ギャンブルにはまってしまいました。

現金に換金出来ることが大きな魅力

人により変わるかもしれませんが、一番引き込まれるのは演出だと思います。当たった時のド派手な演出は病みつきになります。

また確率変動に入り、嘘のように球が流れてくるのを体験すると癖になってしまいます。その時の周りの悔しそうな雰囲気が、逆に有意義な感覚を抱かせてしまいます。

当たりそうな演出も、期待せずにはいられません。絶対当たるという確証は無いのに、周りの人が当たっているのを見て、この台は当たる、という根拠のない確信を抱いてしまう。そこに中毒性があると思います。

また現金に換金できることも大きな魅力の一つです。上手くいけば数万以上の金額が数時間で手に入る。そんな事を経験してしまえば、辞めるのは至難の業だと思います。

投資金額を超えた負のループにより口座が空っぽに

一番後悔するのは、自分の全財産を使ってしまったときです。5万円かけて、5万円負ける。行く前は必ず投資金額しか財布に入れないのですが、最初の段階で思うように当たらないと、更に投資をしてしまいます。その時点で負のループが始まります。

投資金額以上を使い、財布が空になります。そしてATMに駆け込みます。少量だけ降ろすが、それでダメなら諦めると決めますが、それでも当たらずATMに駆け込みます。既に投資金額を大幅に超えているので、数千円でも利益を残して帰りたい。

気が付いた時には口座は空っぽになっており、帰りの電車賃だけが手元に残っていることが何度かありました。最低限の生活も送れない状態を自ら作ってしまった自分に、かなり後悔し幻滅しました。

手持ち金額を増やす手段としてパチンコを選択するようになる

性格は変わっていないと思いますが、心なしか人当たりがきつくなったように感じます。行動に関しては、暇があればパチンコに行くようになってしまいました。

もう癖のようになっており、日課に近いものがありました。手持ちが数千円しかないから金額を増やす手段としてパチンコを安易に選択するようになりました。

冷静であれば節約という選択肢が出来たはずですが、もしかしたら、という確証のない事に自分の財産を使い、逆に余裕がなくなるような連鎖が続いています。

人付き合いは、ほとんどなくなりました。友人と会うどころか、外食そのものが全くなくなりました。パチンコが原因かはわかりませんが、余裕が無い生活を送っているのは事実なので、もしかしたらそれが起因しているかもしれません。

勝てばいいではなく、パチンコに行く事そのものが恥ずかしい

今事情があり、限られた生活を送っているんですが、それを少しでも豊かにしようとする手段としてパチンコを選択するのはとても愚かな事だと思っています。金銭的理由で何日もパチンコに行けないことがあるのですが、そういう時は夢にまで出てくるので、かなり依存しているんだと思います。

勝っている時は何も感じないのですが、負けてしまい、余裕がなくなった時は、社会人として、大人として恥ずかしい気持ちになります。

また内容が内容だけに、生活苦でも知人から金銭を借りることが出来ず、大変肩身が狭い思いをしています。自分自身をとても恥ずかしく思い、正直情けないです。勝てばいいではなく、パチンコに行く事そのものが恥ずかしいです。

生活保護費により最低限の生活を送る日々

まず、これはギャンブルが原因ではありませんが、生活保護の受給を始めました。体の治療と自己破産が主な目的です。重なってしまった負債も病を抱えた今の私では、とてもじゃないですが返せる金額ではなく、自己破産という選択をしました。

保護費により最低限の生活は出来るのですが、決して裕福な生活が出来るレベルではありません。靴や服などを買いたいのですが、そこまで余裕が無いので、上記のように負の連鎖が始まってしまいます。

苦しい時は、水と米と塩だけで一週間過ごしている時もあります。就職活動にも交通費がかかるので行うことが出来ず、必然的に家に閉じこもることが増えました。米もない時は、近くにある雑草を食べようかと考えたこともあります。

あの頃に戻れるなら貯蓄を殖やすライフスタイルに切り替えたい

使ったお金が全てあったらまず、仙台にはいないと思います。当時私は関東でルームシェアをしていたのですが、その時に病を患い、金銭面に余裕がありませんでした。将来的にも同棲は続けたかったので、仙台なんかに来ることはありませんでした。

最初は楽しさだけで行っていたパチンコが今は生活の基盤であるかのように考えている自分がいます。今まで使ったお金が全て手元にあれば今頃関東で、贅沢ではないけれど、幸せな仲睦まじい生活が送れていたと思います。

少なくとも今のように、財布にも、口座にもお金が無く、夜中々眠れなないなんてことは無いでしょう。今の自分のままあの頃に戻れるなら、節約を基準にした貯蓄を増やすライフスタイルに切り替えています。

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