親に「うちは貧乏」と洗脳されて奨学生になったが無事2012年に完済

姉たちと同じように奨学生になる

私は34歳の女性で、現在は専業主婦をしています。

奨学金の使い道は専門学校の入学費用や授業料になります。

日本育英会の第一種を借りていました。返済額は半年に一回で6万円ほどで、2012年頃に完済しました。

私は3姉妹の末っ子なのですが、上二人が奨学生だったので、必然的に奨学生になる道を選んでいました。

父は会社の役員で、母は公務員という環境で特に経済的に困ることはありませんでしたが、なぜか我が家はとても貧乏だと子供の頃から洗脳されていて努力や我慢は当たり前でした。

塾にも通わずに成績は常にトップクラスでいるのが普通だったので、学費に関しても自分の進みたい道があれば自分で費用を賄うものだと思っていました。

私は姉達と同じ高校に通っていたため、教師の間でも比較的有名な姉妹でした。

私自身は対して優秀ではありませんでしたが先生方が事情を理解してくれており、奨学生になるためのノウハウや面接の仕方を教えてくれたり内申点をあげてくれたりと便宜を図ってくれました。

苦労して働いたお金の使い道

在学中は、校内で募集されていたアルバイト(これは、学校からの推薦のため出席免除になりながらも稼げるというもの)を定期的にやりながらモデルのバイトでまとまったお給料をもらったり、学校帰りには毎日時給1000円のラーメン店で働いていました。

また、週に3~4日は深夜まで居酒屋でのアルバイトの掛け持ちもしていましたが、あまりにハードすぎて途中で倒れてしまったため途中からは掛け持ちのアルバイトはやめて、頼まれた時だけ手伝うようになりました。

だいたいそれで月に10万円前後稼いでいたと思いますが、奨学金の返済通知がくるのが半年に1回だったので本来の目的である奨学金返済に充てる分は僅かで、殆どは娯楽や趣味に使っていました。

親のお金で過ごす人と稼いだお金で過ごす自分

親から仕送りを貰っている友人を見て、正直、とても羨ましかったです。

しかし私は、奨学金で通っていて、厳しい生活を強いられていても、よほど口に出したり貧乏そうにしていない限りは、「なんの苦労も知らないお嬢様」という扱いを受け続けていたので「本当は必死なんだよ」と何度も周りに理解して欲しいと悩んだ時期も沢山ありました。

実際には働いたお金の殆どを娯楽に使っていたので、周りと生活レベルは大差なかったのかもしれません。

しかし、常に「借金がある」という思いがあり、そのためにお金の不安から解放された事がなかったので、お金のことを何も考えずに使えるという環境の人といると、自分がとても惨めで悲しかったです。

それに、同じように豪遊していても、親のお金で過ごす人と自分のお金で過ごす私とでは明らかに心のゆとりが違っていたのでなんとなくひねくれた態度をとってしまったこともありました。

気持ちに余裕が出来たら環境も変わる

奨学金の返済は数年前に無事に終わりましたが、未だにその名残で節約癖は抜けません。日用品のちょっとした無駄遣いにいちいち文句を言ってしまうこともあります。

けれど、自分自身がお金のことでとても惨めな思いをしてきたこともあり、奨学金を完済し、それなりに経済的な余裕を持てるようになってからは極力、小さなことは気にしないように心がけて生活しています。

もちろん、節約という良い習慣は無理に変えようとは思いませんが、過度な貧乏性の部分は無くしていきたいですし、これまで余裕がなかったためにできなかった、人付き合いにお金をかけることなども大事にしています。

自分に余裕ができてからは、周りに変な人が寄ってくることも減り、環境が大きく変わったのでやはり貧乏性だったり心が狭くなってしまうと似たような環境が寄ってくるのだと実感しています。

大きなお金があったらマンションを買いたい

返済は終わりましたが、もしも一括返済ができたであろうお金がどんと入ってきたら、今はとりあえずマンションを購入したです。

奨学金を返済する過程で、都内で一人暮らしをしていた期間が長かったのですが、家賃を支払いながらという生活は本当にゆとりのないものでした。

もし同じように返済があったとしても、住むところに毎月の出費がなければそれだけでかなりゆとりある生活が送れたと思います。ですので、もし大金が入ってきたら住む場所をまずは確保したいです。

そうすれば、子供が大きくなった時に自分と同じ思いをさせずに済むし、もし必要なくなったとしても財産として手元に残るので無駄は少なくなるのではと思います。

そして、買いたいものを値段を気にせずに買えるようになる事が今後の目標です。

借りる側も信用度をなくさないように

奨学金を借りる理由は人それぞれだと思いますが、返済する意志がない限りは絶対に借りるべきではありません。

昨今では、奨学金の返済をしない人が増えているといいますが、そのためか本来だと無利息のはずの奨学金に利息がつくようになったりと条件も次第に厳しくなってきています。

借りた本人にとっては自分だけの問題かもしれませんが、奨学金を借りれなくなると本当に困る人も大勢いる中で借りる側の信用をなくすような人が増えるのは最悪な事態だと思います。

完済したからと言って誰かに褒めてもらえる訳でもないし、頑張る理由もありませんがこればかりは信頼というものに尽きます。

ですので、貸す側も今後は成績や経済状況ばかりではなく人としての信用度を最も重視するようになるでしょう。自分のことは自分が一番わかると思います。信用に値する自信のある人が、奨学生になりましょう。

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