社会人3か月で社会の厳しさを痛感、勉強不足を後悔

開院したばかりでスタッフもバタバタしていた

私は36歳、女性です。愛知県に住んでいます。正社員10名、バイト10名のクリニックに勤めていました。

耳鼻科の受付で月収は6万円ほどでしたが、3ヶ月で解雇になりました。

解雇理由は試用期間の3ヶ月が過ぎ、クリニックから「適正がないと認められたため、辞めていただきます」という回答でした。当時、アルバイトとはいえ短大を卒業してから初めての社会人経験でした。

耳鼻科と整形外科が一緒になったクリニックでしたが、開院オープニングスタッフでした。私は、耳鼻科の受付で当時は3月からの勤務で繁忙期でした。

社員さんも忙しく、慌ただしい中での業務であり、先輩からゆっくり教わる時間もありませんでした。

ミスも重なってしまい試用期間を終え解雇されました。

医療事務の資格も持っていませんでしたので、そういう知識等があれば、もっと柔軟に様々なことに対応できたのかもしれません。

学生時代とは違う社会の厳しさ

とても悲しく途方に暮れていました。3ヶ月の試用期間で解雇されてしまったので、自分の能力の無さや、不甲斐無さに打ちのめされました。

その職場で、あるやっかいな患者さんから、公衆の面前で暴言を吐かれ、嫌な思いをしたりしたので辛い思いもしました。

しかし、なかなか職場に馴染めず仕事もミスが続いたので、仕方がないのかなと思いましたが、自分自身必死に頑張ってきたつもりだったので、後々悔しい思いがたくさん込み上げてきました。

バイトだったので正社員が解雇されるのとは訳が違いますが、リストラされるというのはこういう気持ちなのかなと感じました。

また、それまで学生で、社会人1年目だったこともあり、いきなり社会の厳しさを突きつけられました

肩身が狭くて引きこもりがちになった

実家暮らしだったので、家賃や食費が払えないということはありませんでしたが、携帯電話の料金を払うのに、それまでの貯金から切り崩したりして、支払いをしていました。

友人からの誘いを受けても、収入がないため遊べなくなりました。

家にお金を入れることもできなくなり、無職のため申し訳ない気持ちや、肩身の狭い思いをしていました。

少しでも生活の足しにするため、リサイクルショップに不要品を売りに行ったり、古本やCDを売りに行ったりしました。

節約のため、洋服も買えなくなり、コンビニに行くことが好きでしたが、行けなくなり、家にある食材で食事を作ることが多くなりました。

あまり外に出ることもなくなり、塞ぎがちになり自宅にこもるようになりました。

突然の解雇で人間不信

社会人1年目でしたので、貯金も少なく、これからどうやって生活していこうか悩みました。

新しい仕事を探すにしても、職場で経験したことがトラウマになり、人前に出るような仕事は避けたいと、思うようになりました。

仕事がないということは、恋愛や友人との交際にも消極的になりました。きちんと働いて毎月お給料をいただけるからこそ、人間関係や家族関係もうまく行くのだと思います。

解雇されたことで、次の職を探すにしても自信がなくなり、運良く次の仕事が決まったとしても、また同じように解雇されるのではないかと、考えるようになりました。

当時は20歳で、結婚などはまだまだ考えられないし、相手もいませんでしたが、職が見つからなければ貯金もできないので、結婚もできないのではないかと悩みました。

厳しい社員が陰でフォローしてくれていた

バイト勤務でしたので、アフターフォローは全くありませんでした。

転職のことや、今後のアドバイス自体は、院長の方からは何もいただけませんでした。

受付の仕事をまとめてくれていた社員の方には「力になれなくてごめんなさい」と謝られました。その方は忙しい方で、少し厳しく声も掛けづらい方でした。

当時仕事で私がミスをしてしまった時、その社員さんが、患者さんや先生へのアフターフォローをしてくれていたと聞きました。

そのことを後から知ったので、苦労をかけてしまって申し訳なかったです。

あとは、一緒にバイトとして働いていた方と仲良くなることができ、解雇になったことを知り色々と気にかけてくれて、話を聞いてくれました。

解雇後も会う機会があり、その後も交友関係が続きました。

苦手な接客業で疲れていました

転職するのに苦労した点は、社会人1年目で、職歴が無いに等しいので、事務職の仕事を中心に探しても、箸にも棒にもかからなかったことです。

正社員の仕事は競争率が高く、書類で落とされることが多かったです。なので、正社員は諦めて、しばらくはバイトをしながら就職活動をすることにしました。

しかし、決まったバイトもなかなか続かずに、職を転々とすることが多かったです。

当時は車の免許がなかったので、働く場所もあまり遠い場所だと負担になるのと、田舎に住んでいたので、交通の便もよくありませんでした。

バイトは、苦手な接客業のバイトに就くことが多くなり、心身共に疲弊することも増えました。

途中、派遣会社に登録したりして短期の仕事をしながら、トータル2年間の就職活動の後、事務職の正社員に採用してもらうことができました。

頑張っているつもりが空回り

解雇されることは辛く、自分を否定された気になりますし、人生に対して希望が持てなくなることも、たくさんありました。

その時に経験したことがトラウマとなり、同じ職種に就くことは、その後できませんでした。職探しで選択の幅が狭まってしまったことは、残念なことです。

一番辛かったのは、一生懸命頑張ってきたのに、認められないということです。認めてくれなければ、自分の存在意義がないのだと思います。

後の社会人経験で分かったことは、頑張っていると自分で思っていても、他人に認められなければ、意味がないということです。

ただ、社会人1年目でこのような経験をしたことは、悪いことばかりではないと思います。

自分の甘さが招いてしまった結果とも言えますし、今後の人生においても勉強になりましたし、打たれ強くなった気がします。

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