ホテルのパーティーでドリンクを配るだけで時給3000円

時給3000円でニコニコしてるだけのバイト

私は静岡県浜松市に在住の42歳女性です。20歳の時高額バイトで10万円ほど稼ぎました。

時給はなんと3,000円でした。1回2時間のパーティー1本につき、6,000円でした。労働時間は18時から20時頃からのスタート、2時間で終了でした。

パーティー開始1時間ほど前に事務所へ集合し、ドレスに着替え髪の毛をセットしてもらい、事務所から車で市内の大手ホテルへ送ってもらい、帰りも事務所へ送ってもらいました。

ですので、実質拘束時間は3時間で6,000円頂いていた形です。

仕事は、パーティーでウエルカムドリンクを配り、グラスを回収することでした。あとは「立ってニコニコしていて下さい。」と言われました。

募集要項には、年齢制限や学歴、職歴、職業など何も書かれてなかったですが、事務所には正社員のマネージャー以外は30歳以下といった女性しかいませんでした。

バイトのきっかけは友人からのお誘い

友人から「割りの良いバイトをしていて、スタッフを募集しているから一緒に行かない?」と誘われたからです当時学生だったので、時間は自由でしたし、割の良い、というところに惹かれました。

たった2時間で3,000円頂ける、と聞いて、どういう世界か興味があったというのもあります。どのみち仲の良い友人と一緒に行けるので、まだ学生だった私は遊び半分な気持ちだったと思います。

学生バイトでは、良いところで時給1,500円の家庭教師や時給1,200円くらいのイベントの派遣スタッフがあり時々働いていましたが、2,000円を超える仕事など水商売くらいしかなかったので、3,000円の世界をのぞいてみたい気持ちも大きかったです。

スケジュールも適当で気軽なバイト

30歳以下といった女性ばかりで、私たちのような学生のバイトと、フリーターと、水商売風の派手できれいたお姉さんといった感じの女性に分かれていました。

すこし話をするくらいで、面接らしき面接もなかったですが、見た目きれいで背が高い女性が多かったと思います。身長があまり高くない私は、事務所で用意された高めのハイヒールを履かされました。

私たちのような学生たちは、気が向いたときにスケジュールが合えば行くという感じでしたが、朝から夜まで働きたいと言っていたフリーターや水商売風のお姉さんたちは仕事の取り合いといった感じでした。

ですので、比較的のんびりとした私たち学生は年上の皆さんにかわいがってもらっていたと思います。

バイト代はいっぱい貰ったけど派手に使わず全額貯金

全額貯金して、卒業後の留学資金に充てました。それほど長い期間はできなかったので、それほど大きな金額にはならなかったですが、飛行機代ぐらいにはなりました。

当時、他にも割烹料理店や家庭教師や派遣のイベントのバイトもしていたので、洋服や欲しいものはそこから買うようにして、高額バイトは今考えればおかしいですが毎回現金渡しだったので、すべて貯金し、別に管理していました。

現金でもらった分、すぐにその日に使ってしまうような使い方をしたくはないと思っていました。

仕事は精神的にも体力的にもとても楽でしたが、大手ホテルで行われる大手企業のお偉いさん方の集まる厳かなパーティーという雰囲気に当時学生だった私には緊張感が大きく、そこで得たお金を無駄に消費したくはなかったです。

時給が高く、短時間で稼げる

この高額バイトのメリットは、なんといっても実質働く時間の短さです。

1時間はドレスに着替え、髪の毛のセット、事務所からホテルへの移動に1時間ほどかかりますが、パーティーの2時間の間、入り口でウエルカムドリンクを配り、グラスを回収すること、あとはニコニコ微笑むだけですので、とても簡単です。

そしてデメリットは、私は身長が高くないので、高めのハイヒールを履かされ足にたこが出来ることです。

それから、タッフの中にパーティー中に自分の父親と遭遇してしまい、なにも知らずに派手なドレスを着て、「派手な化粧をした娘を見て、父親に激怒された」という方がいました。

その話を聞いてからは、主催される団体名は事前に確認するようにしました。

この高額バイトでお金以外に得たもの。それは、大企業のえらい人達と触れ合えたこと

この高額バイトをしたことで得たことは、学生には無縁の大企業のお偉いさん方と接することが出来たこと、社会へ出る前に、少しですが知らない世界を見て、社会勉強になりました。

あとは、きれいに見られるためのウォーキングや姿勢、グラスの渡し方、受け取り方、あいさつの仕方などを事務所のマネージャーから教えてもらったことです。サービス業では役に立つことが多かったです。

今はこの二つが学べたことだと思いますが、当時学生だった私は、こんなに楽で友達と一緒に出来て、割の良いしごとが世の中には転がっている、と勘違いの学びをしてしまいました。

嫌なことも責任もなく、短時間で高額を稼げる仕事がたくさんあるに違いないと思ってしまったため、卒業後社会へ出て、普通の仕事がいばらの道のように感じることになります。

社会人の給料が「割りに合わない」と感じるように

当時学生だった私は、このように楽で割の良い仕事が世の中にはたくさん転がっている、と勘違いをしてしましました。

でも、それは若かった、たまたま友人に紹介してもらえた、というたまたまラッキーだっただけで、しかも継続的に出来る仕事でも、仕事量も安定しているわけでもなく、卒業後続けて出来る仕事ではありません。

当時は気づくことが出来ませんでしたが、社会へ出てから、これだけ勉強をしてきて、大手企業でこれだけの責任を負って、これだけ長時間働いてこれだけの給料?と思ってしまいました。給料明細を見るたびに、モチベーションの維持が難しかったです。

もちろん今だけの仕事、そんなにおいしい仕事がずっとあるわけではない、と自覚している方は大丈夫だと思いますが、私のように甘い考えをもっていると後から辛い思いをしてしまいます。

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