ニューハーフのお店でダンサーをして160万円を稼いだ

ニューハーフのお店でダンサーをして稼ぎました。

私は福岡県福岡市に在住の53歳の男性です。23歳から25歳の3年間で約160万円稼ぎました。

私が経験した高額バイトは、今でいうニューハーフのお店です、落ち着いたクラブよりは賑やかでしたがコミックパブほどまでにはくだけてない感じの店です。

時給は2通りありウェイターか女装し接客とショーで歌って踊るダンサーかで異なりました、ウェイターは1100円でダンサーが1600円です。

勤務時間はウェイターが午後6時半から同11時半までと、午後9時から午前2時までのシフト制です、遅番の時は残業もありました。ダンサーは午後7時から午前1時半までですがお客の多い時は残業もありました。

私は本業として昼間の正社員の仕事がありますので休前日の金曜と土曜の夜、そして祝祭日の前日のみの勤務でした。

勤務条件としては清潔厳守で出勤前にシャワーを浴び、爪や髪を整え、顔の汗や脂でのテカリを抑えるべくこまめに専用の紙で拭くことが求められました。

またウェイターは勤務時間内はどうあっても酒とタバコは厳禁で、ダンサーはすすめられた時だけ控えめな量を許されていました。

ウェイターは髭を許されていましたが、ダンサーはキャラによりママの判断で可否が決められていました。私は慣れるまで1ヶ月ほどウェイターをし、その後ダンサーとなりました。

元々はお客としてニューハーフのお店にきてましたが、この高額バイトを始めるようになりました。

最初はお客として週末をそのお店で楽しんでいたのですが、人手が足りない時期にお店のママがメイクと女装が全く似合いそうにない感じなので気持ち悪くて逆にいいかもしれないとスカウトされました。

私も車が欲しくて自動車学校に通う費用と免許取得後の車の購入資金としてお金を貯めなくてはならなかったので破格の時給がもらえるそのお店の仕事をすることにしたのです。

若い正社員の給料では生活費や親絵の仕送りなどを引くと貯蓄に回すお金はほとんど残らないのです。

その時給の高さは実に魅力的で、当時の県の最低賃金が500円台なのと比べるとウェイターでその約2倍、ダンサーで約3倍というのは当時私が働けるバイトの中では抜きん出た高額なものでした

仲間は20代から50代まで本当に様々。私以外のダンサーはゲイでした。

ウェイターは30代後半と50代のかたが2人いました、皆さん家庭持ちで仕事はそのお店のウェイターのみということでした。

ダンサーは若い20代が2人、30代も2人、40代が1人、そして年齢不詳ですがもう少し年齢の高そうな人が2人いました。

この2人のうち1人は一般の男性で女装が好きなのでアルバイトをしているということでした、他のダンサーは皆さんゲイでした。他には裏の厨房で飲み物や軽食を作る専属のかたがいましたがあまり話す機会はなかったので年齢などは分かりません。

それと昼過ぎに食材や酒屋の配達以外のお酒などを仕入れてくる人がいるということでしたが、私が出勤するより随分と早い時間帯なので一度も見掛けたことはありませんでした。

ニューハーフのバイト目的は「運転免許取得」と「新車購入」

バイトを始める際の最初の目的通りに稼いだお金の全てを車の免許取得と新車購入に使いました。

まずは1年半ほどかけてかなり貯まったところで現金一括払いで週に4日平日夜間の自動車学校へ通い、免許取得後は更に半年ほど貯めてこちらも現金一括払いで車の購入しました。

随分と悩みましたが最初の車から中古車ではなく新車にしたのです、残ったお金は自動車保険の保険料として年額一括で払いました。

生活費や親への仕送りといったものはそれまで通り昼間の正社員の給料から出したので、バイトで稼いだお金はレジャーなどの遊興費や雑費などにも使うことなく完全に車の免許取得と新車購入と自動車保険の保険料だけに使ったのです。

目的を達成できたので翌月に私はバイトを辞めました。

メリットはなんといっても収入がいいこと

そのバイトでのメリットはなんといっても高額バイトであり大きな収入増に繋がったことです、勤務時間が同じであれば時給アップされている深夜のコンビニでバイトをするよりも遥かに時給は良いのです、これは大きな魅力でした。

また忍耐力がついたのも大きな収穫です、ウェイターだろうがダンサーだろうがネチネチと絡む酔客に最初のうちは腹を立てていましたが、そのうち慣れてやり過ごせるようになり、それからというものどんなお客ともカチンとくるようなことはなくうまく接することができるようになりました。

デメリットは意外と重労働で体への負担が大きいことです、慣れぬハイヒールと派手な衣装で歌って踊るのはかなりのものでした。

そこでバイトをしているのを昼間の会社の同僚に知られてゲイだと思われ距離を置かれてしまったこともデメリットと言えるでしょう。”

ニューハーフの店で学んだのは「人との接し方」

ゲイを批判する気はなかったものの正直なところ身近に接するというのは気持ち悪さがありましたが、それはゲイに対するイメージだけで作り上げた根拠のない悪意のある思い込みであることに気付きました。

ゲイだからといって人に迷惑をかけるわけでなく考え方に大きな違いがあるわけでもなく、ゲイ以外の人たちと同じく常識と能力に溢れた真面目に働く人たちでした。

人との接し方を学べたのはとても大きいです、ぐだぐだと嫌味を言い時には怒鳴りさえするお客でさえ話しかけて会話をするうちに徐々に態度が軟化することを知りました。

悪態をつく目的などは分かりませんが上手に攻撃をかわしながら会話を続けると穏やかに優しくなっていく不思議、私の昼間の仕事にも大いに役立ちました、日頃から口うるさい気分やの上司にちゃんと対応できるようにもなりました。

高額バイトがなんで高額なのかの理由を考えてみる

高額バイトが何故高額なのかにはちゃんとした理由があります、肉体的にきつい仕事だからという理由もあれば、気忙しく時間に追われる精神的に疲弊しそうな仕事という場合もあるでしょう。

もしかするとその両方という場合も充分考えられます。

高額バイトの求人を見付けたら飛びつくのではなく仕事の内容を細かく調べてよく考えてからの決断が望ましいと思います。可能であればまずは働くことになる仕事場へ出向き直に見せてもらうのです。

それで問題なさそうならバイトを始めてみるのです。ですがいざ始めて想像していたものとは大きく違っていたり、思いの外きつかったりしたら無理に続けることはせずに気持ちを切り替えて他のバイトを探すほうがいろんな面で良い結果を出せると思います。

自分には合わないと確信した後も続けるのは大きなストレスになりますから。

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