Contents
子供とダックスフンドが、のびのびと暮らせる家が欲しい
私は愛知県名古屋市に住む37歳の男性で工場勤務をしています。年収500万です。
結婚してから嫁さんの実家近くでアパートに住んでいましたが、ペットのダックスフンドも一緒だったので手狭でした。
ダックスフンドはわりと低めで大きい声で吠えるので近所迷惑になってないか心配だったのと、ペット可能物件は住居費用が割高で、このまま支払い続けるのがもったいないと感じていました。
そんな時、嫁さんに子供が出来たので、このままアパートで我慢して生活するよりは、広々としたマイホームを購入して子供とダックスフンドが伸び伸びと暮らしていけるようにしたいと考えるようになり、嫁さんと一緒にマイホームを計画することにしました。
けれど、自分たちで土地探しから行うのは困難だと思い、新築の建て売り分譲住宅を探すことにしました。
出産と育児を考えたら長期ローンにせざるをえない
貯金は嫁さんが働いていた時に貯めていた300万くらいと、自分が車を買おうと思って貯めていた貯金が300万くらいありましたので、建て売り分譲住宅の頭金と、購入するための資金を少し出すことは余裕でした。
しかし、子供が生まれてきてからの生活を考えると、貯金全てをつぎ込むことはできないと思いました。そのため、お互いの実家に相談して少し援助をしてもらうことを頼み、了承を得ることができました。
また、当面の間は嫁さんが出産と育児で仕事が出来ないことを考えると、無理な支払い返済は出来ないことになりますので、自分の給料から無理なく支払えるようなゆとりをもった年数と金額で返済していく長期住宅ローンを組むことにしました。
勤続年数が浅くローンの審査がきわどい…
長期住宅ローンを組んだ当時は年齢も若く、年収も低かったので不安ばかりでした。今の会社に勤めている年数は浅く、正直ローン審査を通過する事のできるギリギリの状況でした。
ですので、住宅ローンの借入先を自分で選ぶような考えは全く持ち合わせていなかったので、不動産会社のスタッフさんから頂いた資料を見ながら審査が通りやすい銀行にいろいろと相談して申し込んでもらうという状況でした。
返済のシミュレーションは出してもらわず、金利も銀行の提案している一般向けのプランから選びました。結局長期金利固定のタイプで住宅ローンを組むことで金利変動を気にすることなく最後まで一定の金額を支払い続けるプランで申し込むことになりました。
年2回のボーナス時にはローンの支払額が3倍!
我が家はまだ25年ほどの住宅ローン返済があります。
もちろん定年まで毎月の返済に合わせて年に2回のボーナス時には、普段の返済額の3倍の返済も加算されています。
支払い残高で新築の建売物件が購入できるほどですので、心理的にはまだまだ返せていない状況が負担にはなっています。
貯金をすることもなかなかできていない状況なのですが、いつも繰り越しした場合を頭の中でシミュレーションしており、返済期間を短縮させていこうという前向きな考えは持ち続けるようにしています。
現状の支払い状況に慣れることなく、いつまでもこのままでは将来がつらくなることを自分なりに理解しているので、できるだけネガティブにならないようには気を付けて生活しています。
格安SIMや家庭内Wi-Fiでトコトン節約
現在は嫁さんが子育て中で仕事を持っていない状態なので、収入は自分の給料だけでまかなっています。普段の生活費は非常に切り詰めることにしています。
食料品の買い物はしっかり値段をチェックして一番安くて安心できるお店を見つけ出してそこで購入しています。特別に購入しなくてはならないような大きな金額の物も、インターネットを利用してリーズナブルに購入できるようにしています。
他には、二台あった車を一台にして嫁さんが利用しています。自分は自転車で通勤していますのでガソリン代の節約になりました。
また、スマートフォンが非常に家計を圧迫していましたので、格安SIMの会社に乗り換えたり、自宅にWI-FIを設けてパケット代の節約をしています。
年をとるとシフト勤務から外されるかもしれない恐怖
自分の会社は地元では割と大きい工場の会社なので、シフト勤務の三勤務交代でしっかりと残業手当や作業などが多く付いてきています。
しかし、この状況は世界経済によってとても左右されやすいので、数年前のリーマンショックの際には、給料に対して非常に大打撃を受けました。
また当時の状況になったりすると、マイホームを持って家族が増えた今はとても心配になってきます。
他にも自分の年齢が上がっていくにつれてシフト勤務から外される可能性もあるので、手当が一気に減ってしまう可能性もあるのです。
まだまだ何十年もローンが残っていますので、若くて働けるうちにしっかりとローンを返済していくことと貯金をしていくことを考えながら生活しています。
近頃は物価が下がったようで安く買えた人が羨ましい…
もちろんマイホームを買ってよかったと心の底から思えます。自分の家族が帰る場所があるというのは本当に安心できますし、仕事に対してもさらに責任感を感じます。また、家族を理想通りに伸び伸びと生活させてあげられていると思っています。
ただし、建売住宅なので設備に関しては多少後悔している部分もあります。自分たちでリフォームを行ったりして理想に近づけていく努力が必要でした。
また、数年前とは物価の状況が変わったようで、最近の近所の建て売り分譲住宅を見てみると、土地も設備も我が家よりもいいのに、価格がリーズナブルになっているなと感じます。
我が家も初めから現在の値段ならもっと生活が楽になったのになと考えてしまうことがあります。
金利競争の激しい今の時代、比較検討が大切
自分たちが建て売り分譲住宅を購入した時点では、住宅ローンの長期借り入れの金利がどこも高い状態で差がなかったので、そんなに選ぶこともなく審査が通りやすいという事だけを考えて申し込んでいました。
しかし現在は金利がとても低く、借り入れのプランも様々でいろいろな銀行が競い合っている状況です。
時間に余裕があるのであればしっかり各社に話を聞きに行ってどの銀行のどのプランが一番返済するのに楽になるか見つけるといいと思います。
コメントを残す