失業率26%のスペインで35年ローンを組む。リストラが心配…

家賃を払い続けるのがもったいない

私はスペインに住む33歳の女で輸入事務をしています。年収210万です。

海外在住で、家を買うイコ-ルロ-ンに縛られるというイメ-ジが強く、初めはマイホ-ムを買う予定はありませんでした。しかし、賃貸を払い続けているうちに、年々マイホ-ムを買いたいという思いが強くなってきました。

賃貸はロ-ンに縛られることもなく気軽で、場所にしばられることもなく自由です。

しかし、これからも、自分の生活の基準がスペインであるということを考えると、賃貸を払い続けることがお金の無駄のように思えてきたのです。

また賃貸であることから、自分の好きなように家を触れないこともマイホ-ムがほしくなったことのひとつです。家は自分が毎日生活する場所。自分の好きな家具に囲まれて、自分好みにできるだけ快適に過ごしたい。

しかし賃貸ではリフォ-ムはもちろんのこと、自分の好きなように家をアレンジすることすら制限がかかってきます。

販売価格の20%を頭金にする目標を達成

月々のロ-ンの返済が苦しくならないよう、家の価格の80%はロ-ンで組み、残りの20%は前金として払うように計画をしました。

そのため、販売価格の20%を支払うために、かなり大きな貯金が必要でした。

私たち夫婦は基本的それぞれでお金の管理を行っていますが、マイホ-ム購入のため、旦那と一緒に共通の貯金用口座を開き、月々それぞれができる限り貯金をしていくという計画をたてました。

私たちの家はマンションの購入が決まってからマンションの建築まで一年以上あったので、貯金をする時間が少しありました。

購入すると決めてからは、貯金と節約の日々でしたが、なんとか、今までの貯金と親からの援助にて頭金を払う金額を揃えることができました。

支払いが苦しく、長期の35年ローンを組む

ロ-ンを組む際、まずは個人でそれぞれの銀行に足を運び、それぞれの銀行の金利を調べました。

銀行で働いている友人やハウスメ-カ-にも相談し、自分たちにはどのプランが一番いいのか、返済年数は何年がいいのか、金利は変動か固定かなど、あらゆる情報を調べました。

最終的にはハウスメ-カ-が提携していた銀行が一番自分たちの条件にあっていたので、その銀行に決めました。銀行からは、金利は現在は低金利なので変動金利を進められましたが、今後の経済状況のみとおしでは、今後金利が上がることを恐れ固定金利とすることにしました。

返済の年数も初めは、なるべく手数料を少なく払えるよう25年にて設定しようとしていたのですが、いろいろ考えた結果、月々の返済が苦しくならないよう35年に設定をしました。

賃貸は「他人のもの」。「自分のもの」にお金を払いたい

マンションを購入してまだ1年もたっていないので34年残っています。私たち夫婦は共働きで、これから何年もまだまだ働かなきゃいけない、仕事がなくなったらどうしようという不安やプレッシャ-は常にあります。

しかしその不安は賃貸であっても同じことでしょう。この不景気のご時勢、私たち夫婦はいつどこにいても仕事はしていかなければいけないんだと思っています。

マイホ-ムを買ったことで、少なくとも、『人のもの』ではなく『自分のもの』にお金を払っているのですから、その点は賃貸ではなく家を買ってよかったと思っています。

それに、自分で選んだお気に入りの家具に囲まれて生活できること、新しいキッチンで料理ができること、自分の選んだ場所で毎日安心して眠れることにとても幸せと愛着を感じています。

外食は月に1回だけ!

ロ-ン返済の金額が苦しくならないよう返済の金額を35年にしました。

それでも、毎日節約を心がけています。電気代は夜が安くなるプランを設定しているので、洗濯やシャワ-などはなるべく夜に行うようにしています。贅沢な外食はなるべく控える。

それでも友人などとの交際は大切にしたいので、外食してもなるべく安く済む場所などで集まるか、家に招待して上で軽いホ-ムパ-ティをする。旦那と一緒にどこかでおいしいものを食べに行くのは月に1回だけと決めています。

他にも、ス-パ-での買い物ではポイントがたまるよう、なるべく同じス-パ-で買う、近場で移動するときは、なるべく自転車で移動して車を使用しない、服や家電など大きな買い物はなるべくバ-ゲンで買うようにするなどです。

失業率26%のスペイン!リストラが心配…

一番の不安は、私か旦那のどちらかに何かあり、ロ-ンが返せなくなることです。

失業率26%を超えているスペインで、正社員でそれなりのお給料をもらい、暮らすことは当たり前のことではありません。

こちらでは、夫婦共働きが主流で結婚や出産を理由に専業主婦になる女性は今まで見たことがありません。少なくとも私の周りには一人もいません。そんなプレッシャ-を日々感じながら生活をしています。

スペインの女性は本当に強いと思います。私は、日本で大学を卒業しましたが、私の大学の経歴はスペインでは通用しません。実力と経験がすべてです。仕事ができない人はすぐにリストラされます。

今私は、現地の日本企業で正社員として働いていますが、リストラに対する不安は常につきまとっています。しかしそんな不安があるからといって誰にもわからない将来を怖がってばかりいると、動けなくなってしまいます。

そうしているうちに時間ばかりがすぎてくのであれば、思い切ってマイホ-ム購入を決断し、自分の好きな家で一日も早く、一日も多く楽しめることの方が大切だと思います。

マイホームは快適と安心を与えてくれる

マイホ-ムを買ってよかったです。マイホ-ムを買うまで大きなストレスがあったことも事実です。実際、本当に自分の理想の夢のマイホ-ムを見つけることはそう簡単ではないと思うからです。

自分たちがなっとくする物件が見つかるまで、何度も何度も不動産やハウスメ-カ-に足を運び、価格の交渉、ロ-ンを組むまでの手続きなど、面倒なことがたくさんありました。しかし、家は本当に大切なものです。

自分が毎日生活する場所、毎日ご飯をたべる場所、毎日眠る場所。快適と安心を与えてくれる場所です。

その場所は私に幸せをくれます。その幸せのためなら、大きなお金を使う価値はあるかと思います。マイホ-ムを買うことは本当に人生の一大イベントのひとつですが、それも私の人生経験値をあげるひとつの経験であるとプラスに考えています。

マイホーム購入には勇気が必要

私は、本当にマイホ-ムがほしいのであれば、『Go』サインをだして前にすすんでほしいと思います。もちろん、大きな買い物ですので、銀行や不動産に相談し、無理のない計画を事前にたてることは大切です。

ロ-ン返済の不安やリストラの不安はきっと誰にでもあることでしょう。

しかし見えない将来を心配することほど無駄な時間はないです。

本当に、自分の理想の物件に出会ったときは、チャンスを逃さず、前に進む勇気をもってほしいと思います。

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