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老老介護で貯金切り崩し生活
私は60代女性です。東京都立川市に住んでいます。パートで働き月6万位の収入があります。
生活保護の申請が通るまでの期間はだいたい3ヶ月少しでした。
私の場合は主人が居ますが、病気で入退院を繰り返していました。お金もそろそろ厳しくなった頃に自宅療養に切り替えてもらい、主人の事は週に一度介護の方にお願いし、自宅まで来て貰い面倒を見てもらっていました。
ですがが、介護費もかさむので私自身が主人の介護をすることにしました。
それによってパートタイムで働いていた仕事も出られなくなり、介護中心の生活になり貯金を切り崩して生活をしていました。
そうして、現在団地住まいの月2万ですら払っていけなくなってきた為、市に相談したところ貯金も底が見えてきていたので生活保護の提案をされました。
申請をしてみて駄目なら仕方ないですがと言う事で、取り敢えず色々と書類を書いては揃えて申請することにしました。
子供には迷惑をかけられない
生活保護の申請をするのに困ったことは、自分の子供達に書類などの署名をしてもらうことです。
子供達は既に結婚をして子供も大きい状態ですので、老人二人の面倒を見てもらうというのは申し訳なく生活保護にお願いしました。
全ての子供達の収入や家族構成など個人情報のことを書類に書いてもらうことが困りました。先々迷惑かけないようにと生活保護に至りましたが、子供達夫婦は良い顔はしてくれませんでした。
しかし誰一人として同居を望んでくれる子供達ではない為、主人の事などを事細かに説明したところ、理解していただき生活保護の書類に同意してくれました。
今では何も迷惑かけることなく、子供達とは別々に暮らせています。迷惑と言う事を考えたうえの決断でした。
贅沢せず医療費と介護費に回す生活
現在生活保護を受けながら主人と二人で市営団地に住んでおります。団地の料金もなくなり、月計算すると生活保護金額は少ないですが、特に困ってることもなく普通に生活出来ています。
主人は自力では歩けないため、特に何処かに出かけることもなく静かに暮らせています。食事も二人して年ですので量も食べれないので食費もさほどかかりません。
贅沢と言うものは何も無い感じです。
今を生きるのに精一杯なので、なるべく病気に関しての病院代や介護費に使うようにしております。
家具や大きな物は、子供達が母の日や父の日などで買ってくれたりするので助かっています。あとはご近所付き合いで野菜なども分けて下さる人もいるので、贅沢なものに手出しさえしなければ普通に送れます。
働きたくても介護で働けない
生活保護を受けていてどんな気分と言われますと、特に何も変わらない普通の生活です。自分が欲がないのか特に恥ずかしいとかもないです。
生活環境によっては仕方ないことも多々あると思うので特にありません。お年寄りが多い現代では致し方ないことなのではないでしょうか?
私自身まだ元気に動けるのでパートタイムで働くのは続けたかったですが、身内が人の手を必要となっていると生活保護に頼る他ありません。
子供達は独立し、自分達の生活や人生がありますので邪魔はしたくありません。まだまだ夫婦で元気に働ける身体でしたら生活保護は受けてなかったのかもしれないです。
本当に困っている人の為に、生活保護と言うのがあると思っております。
老人ホームにも入れない
私達夫婦は年老いていますので今から生活保護から抜け出すと言うのは困難です。
お金に余裕があったら二人で老人ホームでも行きたかったですが、主人が若くして身体を壊してから病院ばかりで貯蓄もありません。
前向きにはなれませんが、贅沢をせず普通に生活していく他ないと思っています。
楽しみなど、趣味なども見つけたいですが今は特に何も出来ません。
毎日介護だけで精一杯なので生活保護から抜け出すことなども考えられません。極力ご近所に知られないように静かに過ごしているだけです。
食事に誘われたりもしますが、余分なお金は無いので誘われても断ったりしています。介護状態でなければまたパートタイムで働きたいなと思っているくらいです。
1人で介護するのは厳しい
お金がいくらあっても人生では足りないかと思います。人生はお金では買えませんね。
いくらあっても不自由しないというだけであって、身体を壊してからではどうもこうもありませんので。
きっとお金がありすぎると、老後の人生は無駄使いで終わるような気がします。お金があったらもしかしたら夫婦で老人ホームに行っているのかもしれませんね。
体調が良ければお金があったら楽しいでしょうが、体調が良くなければ意味はありません。それよりも今は元気に動き回りたい感じです。
介護だけだとやはり気持ち的に厳しい面があります。貯金が老後を支えてくれるくらいあったら介護の方を週に何回か雇ってお願いしたい感じです。
いくらあってもお金は足りないのかもしれません。いくらあればいいのか、難しいところですね。
生活保護を受けている事を忘れないで
そうですね、申請することに恥じらいは要らないかと思います。身内が居るならその方々に生活の助けを貰うほうが迷惑ですし恥ずかしいのではないでしょうか?
生活保護までたどり着く人は最終手段としていくものです。色々と考えた上で決断をすると思いますので、何も恥ずかしがらずに申請すればいいと思います。
身内がいるのであれば正直に話して了承を受けたらいいと思います。
現在受給中の方々は先々生活保護を受ける人々の迷惑にならないように、真っ当な生活保護者で過ごしていただきたいです。
生活保護のお金で賭け事していたり、生活保護者なのに贅沢してたりと、いい話を聞きません。きちんと生活保護者の自覚を持って毎日を大切に過ごしてほしいです。
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